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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■政府はメタボ税を導入せよ!
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注記:この日記はふざけていますので、まじめに反論しないでください。

 毎年増える一方の医療費をの伸びを抑制しようとして政府が出してきた「健康増進法」のコンセプト自体は間違っていないとオレは思う。しかし、そのペナルティを雇用側である企業に対して向けるのはどうかと思うのである。やはり悪いのは個人であって、メタボは自己責任だとオレは思うからだ。だから健康増進法みたいな中途半端な対策ではなくて、もっと明確に「メタボ税」というものをむしり取るようにすればいいのである。そうすればみんな必死になって運動して贅肉を落とそうとするだろう。

 先日久々に近鉄南大阪線の電車に乗ったら、曙クラスの超巨漢がいた。日本人でもこんなに巨大化できるのだなとオレはつくづく驚いたのだが、それにしても納得いかないのはそんな巨漢とオレの運賃が全く同じであることだ。体重が4倍あるような人は運賃も4倍徴収するべきではないのか。オレのように平均体重よりも軽いような人は割引するというのが少なくとも公平の精神と言うことではないのか。そのようにオレは思ったのである。

 「すべて国民は法の下に平等」という憲法の精神は、こと体重に関しては平等ではない。体重55sのオレと、体重200sのデブが同じ運賃ということはきわめて不平等である。それは極端な例だが、少なくとも体重によって運賃が変わるというオプションを設定することは、意味不明の健康増進法という法律よりもはるかに国民のメタボリックシンドローム解消に役立つはずである。そして、体重というのは貧富の差よりもはるかに自己責任の部分が大きい。本人が全く努力しないでも大金持ちの家に生まれてくれば勝手に金持ちになれるが、体重は本人の問題である。たとえ両親が100貫デブであったとしても、本人が「こんな両親のようになりたくない」と一念発起して粗食を励行すれば、ちゃんとスリムな体型になれるのである。

 メタボ税はまず鉄道の運賃から徴収するようにすればいい。SUICAやICOCAなどで改札を通過する際に、センサーが体重や体脂肪率を一瞬にして読み取り、すぐにそのデータを記録する。下車して運賃を引き落とすときに、メタボ税分が付加されるという仕組みだ。たとえば運賃が500円なら、メタボ税として+20〜100円を徴収し、それは鉄道会社を経由してすべて厚生労働省の方に「メタボ対策費」としてプールされるようにすればいい。切符を利用する者の場合は降りるときに精算機でメタボ税分を精算するか、購入時にあらかじめメタボ切符を買わないと乗れないようにすればいいだろう。上限を運賃の20%程度に抑えるのはやはり導入をスムーズにしたいからである。オレとしては運賃が2倍や3倍でもいいと思ってるが、さすがにそうなると激しい反対運動が起きそうなので、まだ導入への抵抗が少なそうな程度の金額を設定すればいい。

 全国の鉄道でこのメタボ税を導入した場合、5000億円くらいの税収はすぐに集まるだろう。定期券を使用する者は乗るたびにメタボ税を追加徴収されるわけで、それがたまらないと思う人は必死でダイエットに励むだろう。その結果もたらされるメリットは計り知れないものがある。いくつか紹介してみよう。

 まず、国民がこぞってダイエットに励む結果、平均の消費カロリーが減って食糧の輸入を減らすことができる。つまり食糧自給率を上昇させることが可能になるのである。また肉の消費量は一気に減少するはずだからアメリカからのBSEのリスクのある牛肉の輸入を大幅に減らすことができる。ダイエット関連の商品がよく売れるようになってスポーツクラブなどもお客さんが増加し、任天堂はきっと「ウィー・ダイエット(Wiiでやせる!)」という商品を大ヒットさせることになるだろう。それは新たな需要や産業を発生させることになり、景気を刺激するかも知れない。


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07月04日(金)
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