ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■橋下徹はヒトラーではない
そう考えたとき、菅直人の発言に対して「わが党の創設者の橋下天皇をヒトラー呼ばわりするとは何ごとか!」という意味ともとれる無理筋の言いがかりをつけた松井一郎や吉村洋文という維新幹部の連中は、まともな読解力もなく、国語力の足りない情けない人たちということになる。なんと馬場幹事長が書いたという抗議文まであるのだが、この抗議文はダメな論文の見本として参考書で引用してもいいくらいにレベルが低い。
維新の連中がやってることは、乱暴な口調の悪質クレーマーに対して「そんなヤクザみたいな言い方は止めてください」とやんわりと言うと、「人をヤクザとはなんだ!」と逆切れして暴れるようなものである。「ヤクザ」と「ヤクザのような」は全然違うのに、その二つを一緒くたにしているのが維新の会の幹部たちなのである。ある意味ほんまもんのヤクザよりもタチの悪いごろつきどもである。
まあ維新の会の幹部というのは、コンビニでバイトの接客が悪いと言って大暴れして店長に土下座させようとする程度のDQNしかいないわけで、そのDQN政党にまともな行政を期待するほうが無理である。コロナ死亡率日本一という大阪の今の状況はまぎれもなく医療行政を破壊した維新の会のせいである。
大阪府にあった「公衆衛生研究所」、大阪市の「環境科学研究所」を「似たようなものが二つあるのは二重行政だ」と無理やり統合させ規模を縮小した。その結果大阪は自前でオミクロン株の判定もできないのである。行政をとことんスリム化すると、有事に対応できなくなるのは今の大阪の混乱を見れば明らかである。
独裁者的にふるまう政治家が「ヒトラーのようだ」と例えられることはタブーでもなんでもなく、世界中で普通に例がある。トランプもそのように何度も例えられたし、海外では「Hashimoto as Hitler. 」はすでに以前から書かれている。おそらくは英語にあまり堪能ではなく、海外記事で自分がどのように書かれているかを橋下徹が知らなかったというだけのことである。それを「国際法上ありえない」といきなり虚偽のルールを持ち出して反論するのは橋下のいつもの卑怯な論法である。もっとも指摘されたせいかだんだん橋下のトーンは下がっていて、今は「ぼくとしてはありえない」というマイルールのところまで来たわけだが。
橋下徹はヒトラーではない。そんな大物のわけがない。せいぜい文通費から党に寄付されたゼニを講演料という形で自分に還流させる程度のケチ臭い守銭奴である。平熱なのにパニックになってPCR検査させるようなビビりのオッサンである。その程度のケツの穴の小さい人間が、タイタンという大手芸能事務所に所属してテレビに出してもらえてるだけである。過去の自分の発言と矛盾することでも平気で放言し、自分が人気者であるかのように勘違いしてる痛いオッサンである。テレビしか視ていない惰弱や馬鹿は騙せても、ちゃんと教養のある相手は騙せない。いずれ中味のなさが明らかになって消えていくだろう。観ているだけでも気分が悪くなるうっとおしい嘘つき野郎だが、あとしばらくの辛抱だとオレは思っている。
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01月31日(月)
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