ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■教員を増やすのはいい、でも待遇もよくしないと・・・・
なぜ部活動を教員が指導しないといけないのか。今中学校ではどんどん運動クラブが減っているのだ。オレの息子が通った公立中学ではそれこそ運動クラブの選択肢が3つくらいしかない。野球、サッカー、バレーボールの3つくらいしかないのである。僻地で人数の極端に少ない学校は例外として、ある程度の規模の学校なら水泳、体操競技、陸上競技、卓球、バスケットボール部くらいは揃ってないと選択肢が少なすぎると思うのだ。スポーツインストラクターを学校現場に導入し、彼らにいじめ監視員とか給食費催促人とかモンスターペアレント対応も兼務させて常勤職員として雇用すれば教員の負担は激減するだろう。単純に教員を増やすのではなくて、教員がしなくてもいい仕事は教員以外に割り振る仕組みにしていけばいいじゃないか。
オレが文科省の教員増計画を危惧するもう一つの理由は、教員の質の低下である。教員採用試験の競争率が低下するとどういう現象が起きるかというと、生徒にちゃんと教えるだけの学力に欠ける人まで合格してしまうということである。単純に今の待遇のままで合格者だけを増やすという方法で定員増をはかれば確実に質が低下する。だから待遇をよくして志願者増をまず実現し、その上で合格者数を増やしていかないといけないのだ。
国会議員の定数や報酬は少なくてもいい。地方議員の数ももっと減らすべきだ。200歳の人の戸籍まで放置してるような能なしの行政職の公務員も減らしていい。しかし、教員定数は減らすべきではないのだ。それは国家の根幹に関わる問題だからである。少数のエリートを養成するためではなく、国民の平均的な学力水準を引き上げるためにこそ教員増は機能しないといけないのである。18歳人口は激減なのに入学定員を増やした結果、今の大学生の平均的学力水準は驚くほど低下してしまった。昔に比べて馬鹿な大学生の比率が上昇したのである。就職率が下がったことの背景には「どこの企業も受け入れてくれないような役立たずの学生」が大量発生していることもあるだろう。それをなんとかするために小中学校の学級人数を減らして、義務教育から立て直そうとすること自体は間違っていない。ただ、教員の質の低下を招かずにどうやって教員増ができるのか。オレはそれを危惧しているのだ。
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08月29日(日)
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