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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■なぜ若者は年金掛け金を払わないのか?

 オレの提案は現行の個別給付の生活保護制度を全廃することである。そして、現在の生活保護受給者は全員、貧民収容所に入ってもらうのだ。貧民収容所というネーミングがよくなければ、地域ふれあいステーションとでも名付ければいい。自治体ごとにそうした施設を設置して、生活保護受給者を全員その施設に入所させてしまうのである。そして個別給付は無くすのだ。その「ふれあいステーション」(とりあえずこの名称で行く)では現物給付しかない。衣食住は保障されるが、それ以外は全く与えられない。憲法で保障された「最低限の文化的な生活」が与えられるのである。3時のおやつはあっても小遣いは無しだ。そんなもの必要ないからだ。欲しかったらバイトでもして稼げということだ。

 仮に人口5万人の都市で、生活保護の受給率が2%とすれば、その市には1000人の生活保護受給者がいるという計算になる。そうすれば1000人分収容の施設を建設するのである。そしてそこに100人の職員を配置する、そうすれば雇用対策になるだろう。さて、収容者1000人に対して職員が100人、この職員には老人介護から小さな子どもの学習指導までさまざまな業務が要求される。つまり多種多様な100名の人材を必要とするのである。介護、職業指導、、学習支援、保育などである。複数の資格があれば兼務も可能である。

 一人当たり月に10万円の生活保護費が支給されているとする。すると月に1億円、年間で12億円になる。その12億円がこの施設の運営経費となる。仮に職員の平均年収が400万円とすれば直接人件費は4億円である。これなら運営経費に占める人件費の割合はさほど高くない。それ以外にかかる経費に関してだが、生活保護受給者を食い物にする貧困ビジネスがあんなにぼろ儲けしていることを思えば、かなり余裕があるはずだ。

 さて、最初にオレは「貧民収容所」と書いたが、あえてそんなコトバを使ったのは、中味とのギャップを感じさせるためである。この施設を、介護・教育・保育・職業支援などあらゆる分野に於いて中味の充実したパラダイスにすればいいのである。職員の中にカリスマ塾講師を配置して学習支援を行えばどうか。オレは教育が一番大切だと思っている。生活保護受給者の子弟はやはり生活保護受給者になりやすいという現実を断ち切るためには教育しかない。だからこそ施設では子どもたちにガンガン勉強をさせるのだ。施設の子どもの方が一般の子どもたちよりもはるかに成績がよいという状況を作り出すのである。そうすればたちまち偏見もなくなるだろうし、施設の子を貧乏人と見下すのはただのひがみ根性の負け犬ということになるのだ。100人規模の職員を配置することでさまざまな支援活動が可能になるのである。どんな能力の職員を何人ずつということは、入所者の年齢構成などで工夫すればいいだろう。

 ただ単にばらまかれて、その多くがコンビニ弁当やパチンコ代に浪費されていた生活保護費が、雇用の拡大と教育水準や介護環境の向上につながるのである。そして少年非行を防ぐとか、独居老人の孤独死を防止するとかさまざまな副次的な効果をもたらすのだ。いきなり日本全国で実施するのは困難だろうから、規模の小さな自治体から実施していけばいいだろう。それがうまく軌道に乗れば全国展開すればいい。大阪みたいに不正受給の多い都市はかなりの抵抗があるだろう。そういう場合は定員を絞ればいいのである。そしてあふれた分は田舎に行ってもらえばいい。

 制度がしっかりと根付いたら、この施設出身の成績優秀な人が大学を出て将来の日本を支える人材となるだろう。年金問題を傍観していてはだめだ。政治家や官僚はこれまで何も変えられなかったのである。みんなが知恵を出そう。きちっと具体策を示さないといけないのである。そしてやってみて、うまくいかなかった部分は手直しして築き上げていくしかないのだ。

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08月07日(土)
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