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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■派遣村に集まった人たち
今回の報道でもっとも迷惑してるのは、派遣村にやってきた方の中でも本当に困窮していてまじめに就職活動してる方だろう。しかし、その割合は何%くらいなのだろうか。上記記事には「多くの」としか書かれていない。その多くというのは7割なのか9割なのかわからない。もしも「多くの」が7割ならば、3割はまじめにそのゼニを就職活動費として使ってるということになる。不心得者が一部存在しても、ちゃんと役立ててる人がいるのだからそれでいいという考え方も成り立つだろう。しかし、不心得者がそのまま何のペナルティも受けないなんてことは間違ってる。少なくともそのゼニが公費で賄われてるということはわからせるべきであり、怖い管理人さんからぶん殴られる程度の罰はあってもいいと思うのだが、そんなことを言い出すと「江草は体罰を肯定するのか?」などという批判を浴びそうなので冗談だと書いておくが、なんだか行政側が舐められてるような気がしてならない。
この酒やタバコを愛する元気な派遣労働者たちの中には、運良く生活保護受給に成功してそのまま遊び暮らす身分を手に入れる者も出るだろう。彼らの善意や良心なんてものがあてにならないことは今回すでに明らかになった。そして世間の偏見はさらにひどくなるだろう。
今の時代が就職難というのは大間違いだ。大学卒が増加した結果、大学卒がかつてついていたようなホワイトカラーの求人に対して、求職者(つまりは大学生の人数)が増加しただけである。人口は減ってるのに大学が増加した結果、昔よりも圧倒的にお馬鹿な学生が増えているわけで大学生の就職内定率が下がるのは当たり前である。
新卒者を採用してる企業はちゃんとあるし、人手不足の業界もたくさんある。ただ人が来ないというだけであり、楽にゼニがもらえる仕事をみんなが選ぼうとしている間は就職難とは呼べない。どんな仕事でもなりふり構わずに・・・というところまで追い込まれた状況ではないことは、公設派遣村の入所者が最初に求めたものが酒やタバコであったとい事実から明らかである。この「援助されることに甘えてる人たち」にとって、派遣村を担当してる職員なんていくらでもだませるちょろい存在に過ぎないのだろう。
こんなニュースもその後出ている。
2万円受け取り、200人が所在不明…派遣村
年末年始に、東京都が用意した国立オリンピック記念青少年総合センター(渋谷区)を利用し、その後も都が提供した宿泊施設を利用した失業者557人のうち、201人の所在が分からなくなっていることがわかった。
都は6日午前に、求職活動の際の交通費や食事代などとして、1人あたり現金2万円を支給したばかりで、その直後から施設を無断で抜け出す利用者が続出したという。
都は当初、失業者への支援を4日午前までとしていたが、生活保護の審査などに時間がかかることから、その後も支援を継続していた。都によると、現在提供している臨時宿泊施設「なぎさ寮」(大田区)の利用者は名簿上557人いるが、都が7日夜に確認したところ、実際に同施設に宿泊しているのは356人にとどまり、155人が外出の届けを出したまま戻っていないほか、届け出のなかった46人の所在も分からなくなっている。
(2010年1月8日11時36分 読売新聞)
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