ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
[18836622hit]

■かつて家にはお母さんがいた・・・
 かつて家にはお母さんがいた。サラリーマン+専業主婦という組み合わせの家庭を前提に3号被保険者の制度が作られた。それは結婚した夫婦の半分近くが離婚してしまうという状況下で破綻してしまった。最初から年金を個人単位で掛けるという仕組みにしていればそういう混乱は起きなかっただろう。もしも安価で良質の賃貸住宅が大都市に豊富に提供されていれば、マッチ箱のような持ち家なんか建てる必要はなかったし、街並みもこんなに醜くなることはなかったのだ。なんでこんな安普請の建て売り住宅ばかりなんだ。なんでそんなくだらないものに3000万円払い、住宅ローンの奴隷にされてしまうのだ。30年経てば建て直さないといけないような粗悪な住宅は阪神大震災で多くの居住者の命を奪ったのだ。

 本来賃貸で供給されるべき集合住宅(マンション)を、分譲という形で供給したことで大きな弊害が生まれた。そもそも30年経てば無価値になるものをどうして「分譲」したのか。そんなものを高額で販売するのはオレには詐欺としか思えない。空中の権利を売って儲ける人間と、それにゼニを払う人間がいるのである。

 こんな政策を進めればこんなひどいことになる・・・それを見据えた展望は日本には存在しなかったのだ。少子化も、若者の貧困も、すべてのきっかけはお母さんを家庭から奪ったことに出発している。今から40年前にはどこの家にもお母さんがいた。お母さんを子どもたちから奪ったことはいったい日本に何をもたらしたのか。我々は悲しくそれを受け止めるしかないのか。日本はこれからどんなふうになってしまうのか。もう子どもたちのところにお母さんは戻ってこないのか。



↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。←1位を目指しています! m(_ _)m      週刊アクセス庵もよろしく。   投票博物館

09月25日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る