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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■ネットで選挙運動してどこが悪いのか?
小学生に情報教育を行い、へき地の学校にまでパソコン教室を作って教育のIT化を進めるのなら、なぜそれを実際の選挙などに活かさないのか。インターネットをすることがテレビを見たり電話をしたりすることと同じく日常生活に不可欠なものとなるように普及させることは、こんなにコンピューターの価格が下がった今は不可能ではないはずだ。定額給付金の2兆円があればすぐに達成できることである。もしも一気に普及をはかるとすれば、そのために生まれる電機業界の需要は莫大なものとなるだろう。くだらないバラマキよりもはるかに効果があるはずだ。日本中の全家庭がインターネットに接続できるようにすれば、そこで選挙運動もできるはずだ。どうせテレビを地デジにするのならば、その地デジテレビとしてパソコン画面も表示可能な液晶モニターを導入して一気に普及をはかればいいのである。
オレは竹原市長の戦いを支持する。 「悪法も法だ」として従うことは簡単だ。しかし、そのルールが不合理ならば変えていかなければならない。その戦いのために孤軍奮闘している竹原市長をオレは全面的に応援したいのである。国土の広いアメリカでもしも日本みたいに選挙カーで連呼していれば莫大なゼニがむだになるだろう。人口密度が高いから効果があったせいで、日本ではそんなふうにゼニと人手の掛かる選挙運動が行われてきた。しかし、もしも選挙運動がネットだけでもできるなら、貧しい若者にもチャンスが与えられるということになる。一方的に派遣を切られた労働者たちが、そんな理不尽な世の中を変えようとして立ち上がってネットカフェから立候補することも可能になるだろう。毎日ネットカフェに帰ってブログを更新するだけで選挙運動が行えるのである。オレのような日記で暴言を吐いてるだけのオッサンでも立候補できてしまうのである。そしてたった一人でブログを更新しつつ選挙戦が戦えるのだ。なんとすばらしいことではないか。
竹原市長は市会議員の定数削減も主張しておられる。人口が約2万5000人しかないのに、市会議員は16名もいるのである。どう考えても多すぎる。ちなみに人口12万7000人の松原市の市会議員は20名である。人口が1/5なら議員定数も1/5にして4人くらいにすべきである。実際は年間に30日も働かないのに、400万円以上の報酬を市会議員が受け取ることも高すぎると批判している。竹原市長の主張はどれも納得できるものばかりである。ところがこれからも市の寄生虫として議員報酬をもらい続けたい守銭奴議員どもが、目障りなこの竹原市長の追放をはかっているのである。今回の逮捕はその構図の中で生まれた事件であり、既得権益を守りたい田舎議員どもが警察とつるんで仕掛けた陰謀みたいなものである。オレはいつもこの日記で「イナカモンドリーム」ということばでそうした田舎の醜さを罵倒してきたが、今回の事件はまさにその醜さ極まれりという感じである。
竹原市長の戦いが勝利を収め、そしてブログで選挙運動ができるようになることをオレは願っている、いつかオレがその仕組みを利用する時のためにも。
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01月23日(金)
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