ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■こんなクソ証券会社は退場させてください!
またメールの中のこの部分「お客様自身により同様のご注文を10月15日(水)付で行い当該注文が約定していた場合、比例配分の約定内容が優先された結果、10月15日 (水)付の約定が失効となる場合があります」が起きればどうなるのか。どうしても任天堂株が買いたかった人が、14日に40600円の比例配分に当選せずに買えなかったと思って、改めて翌15日に値下がりしたところを37700円で買ったとする。当選しなかったと思った比例配分が実は買えていたということで、この15日の約定が失効するのだ。37700円で買った方が失効して。40600円の方が有効とされてしまうのである。任天堂株は最低の取引が100株単位である。明らかに証券会社側の落ち度なのに、顧客は約30万円高くゼニを払わされてしまうのだ。なんともひどい話である。オレは絶対にこんなことは納得できない。そもそもこんな場合はミスは証券会社にあるのだから、顧客の損失分は証券会社がかぶるべきじゃないのか。
実はジョインベスト証券というのは過去にも何度かシステムトラブルを起こしているのである。客は「野村證券の子会社なのだから」と安心して選んでるのかも知れないが、ネット証券各社の中では特に評判が悪い。ただ今回の約定遅延で問題なのは、14日夜の時点で取引画面には「失効」の文字が出ていたことである。つまり、「あなたは比例配分に当選しなくて買えませんでした」という表示が出ていたにも関わらず、その二日後に「やっぱり買えていました」とその高値の株を押しつけられたということなのだ。ひどい話じゃないか。こんな証券会社は免許を剥奪すべきだろう。投資家の多くは翌日からの暴落を見て「おっと、こんな高値で買えてなくてラッキー」と思ったのが、いきなり「買えてましたぜ!」と含み損の株を押しつけられるのである。ふざけるなよと言いたくなる。
今回のトラブルの件で顧客にとてつもない迷惑を掛けておきながら、ジョインベスト証券からはまともな謝罪はない。「自社の責任ではない」「委託先のせいである」と開き直っている始末である。
ここまでひどい事件を起こしたのだからきっと何か具体的な記述があるだろうと思って、オレはウィキペディアでジョインベスト証券に関する記述を確かめてみた。しかし、そこには今回の前代未聞の約定遅延事件に関する記述はなかった。もしかしたらジョインベスト証券の連中が削除させたのかも知れない。もしもそうなら実に恥知らずの連中である。野村證券がリーマン日本法人の人材をほしがったのは、もしかしたら自分のところにろくな人材がいないからなのかも知れないぜ。こんな前代未聞の約定遅延を起こすなんて、もしかしてコンピュータを使わずに手作業でやっていて遅れたのかい?
追記:後日、ジョインベスト証券は謝罪を発表した。謝罪文のPDF もしもこの日記のようなネット世論がなかったらきっと多くの投資家がコケにされていただろう。正義が実現されたという意味で今回のことは悪の野村證券に対して正義の鉄槌を下したような画期的事実になったと思う。
ジョインベスト証券、約定取り消しも 成立通知遅れで対応策
野村ホールディングス傘下のインターネット証券であるジョインベスト証券(東京・港)は25日、顧客に取引が成立したことを通知する作業が遅れていた問題で、約定した取引の取り消しを含む顧客対応策をまとめた。トラブルは株価が急騰した14日に発生。通知が遅れた結果、取引機会を失った投資家から不満の声が出ていた。
対象となる取引は225銘柄で、件数は1000件超とみられる。取引金額の合計は明らかにしていない。ジョインベストは「顧客ひとりひとりの要望を聞いたうえで、誠実に対応する」としている。希望者には約定した取引そのものを取り消し、顧客が売買した代金の返還に応じる。
14日は大量の注文が入り、事務作業に時間がかかったため、顧客への通知が丸1日以上遅れた。ジョインベストは25日になって「不手際を起こし、多大な迷惑をかけた」と公式に謝罪した。(00:02)
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10月21日(火)
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