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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■「さすべえ」は果たして危険なのか?
雨の日に自転車に乗るときに傘をさしながら乗れば、そのためには片手が常に傘でふさがってるわけで片手運転を余儀なくされる。その状態でたとえば急に目の前に子どもが飛び出したりしたとき、急ブレーキを掛けるのが一瞬遅れたりして危険かも知れない。また常に片手運転するということはただでさえ不安定な自転車の走行をさらに不安定にする。運転がへたくそな人には片手運転自体が危険である。そういうわけで、このさすべえという「傘をさしてるのにちゃんと両手運転できる」道具というのは、安全運転補助具であり、決して危険なものではないとオレは認識しているのだ。傘をさしながらの運転が危険だから取り締まるというのならよくわかる。傘は先がとがっていて時には凶器にもなる。傘で目を突き刺されると死亡することもあるだろう。そういうことを考えれば、手に持って乗るよりは自転車の側に固定されてる方が危険は少ない。そんなことは当然だろう。
音楽を聴きながらの運転が危険なのは、周囲の音が聞こえなくなるからである。音楽を聴いていて、電車が近づいたことがわからずにそのまま踏切に進入してはねられるような馬鹿は基本的に自己責任だとオレは思うし、そういう行為をいちいち禁止するまでもなくそのリスクは本人が負うわけである。携帯電話をかけながらの運転も良く見かける。最近は自転車に乗ったままでメールを打つ女子高生とかもいる。オレは「なんて高度な技なんだ」と驚くわけだが、考えたら自分も歩きながらメールしてることもあるわけで、あまり難しいことではないのかも知れない。問題は移動速度だけである。自転車のような速度で移動してる場合、メールを打っていて周囲の状況に対する注意が散漫になると危険な場合もあるだろう。
子どもにヘルメットをかぶせるのは安全の意味では好ましい、そもそもそうやって自己防衛しないといけないという状況がオレは嘆かわしいのである。まあ子どもを自転車に乗せたままでお母さんが転んだ場合、子どもが頭部に怪我をする可能性がかなり高そうなのでそれも仕方がないわけだが。オレも何度か息子を自転車の後ろに乗せたことがあるが、一番怖かったのは息子がうとうとして寝そうになったときだった。そんなところで居眠りされると危なすぎるぜ。子どもは眠気を我慢できないので、そういうときはあきらめてどこかで休むしかない。
このような規制の背景にあるのはやはり自転車に乗る人のマナーの低下だろう。歩行者の多いところに平気で乗り入れてぶつかっても平気であったり、ひき逃げなどの事故を起こしたり、飲酒運転したり、信号を守らなかったりというマナーの悪い自転車乗りが増えて、そいつらが迷惑を掛けるから警察も規制しないといけないと思うのである。かつてサイクリング部に所属していて、自動車や歩行者に迷惑を掛けないようにと集団走行を心がけたオレはこのような風潮を嘆かわしく思うのだが、社会全体のマナーが低下してる今はこれも仕方のないことかと思うのであった。
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12月28日(金)
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