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ママ子のひとりごと
by ママ子
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■散弾銃
友人が久しぶりに会社にやって来ました

ついでにコブ付で。。。。。



いやいや コプは連れてこなくても良かったのに ブツブツ

そのコブ 今月末に4歳になるコーちゃん

いつもは保育園に行ってるが今日は休んだらしい





コーちゃん おばちゃんはね 子供には容赦のない大人なのよ

特に3歳児は容赦しないからね

そこんとこ よ〜く覚えておきなさいよ!!





と 玄関の戸を開ける友人親子に目で訴え 招き入れた



まったく3歳児というのは幼児なんだか クソガキなんだかよくわからん物体である

はっきりいって私は。。。。。。。。苦手。。。。。鬼門でもある (ーー;)



実家の近所の3歳児は最近三輪車から補助輪付の小さな自転車に格上げされた

もちろん補助輪がついてると言えどもまだまだ自分で乗り回すなど出来ない

その乗れない理由を三歳児は三歳児なりに考える

「これだ!!」 と 指を指すのは後ろのタイヤと補助輪 そして

「ひとつ多いから乗れないの」と言い放つ



おいおい三歳児 いつからひとつ多いだなんて 比べられるようになったんだよ

しかも補助輪付の自転車の前にしゃがみながら小首までかしげてるし



これで話が終わりなら なんてめざましい成長なんだろうと拍手喝采だが

やはり3歳児。。。。。その後 同じ事をエンドレスでくり返す



親が見ていなかったら。。。。。たぶん頭をパコーンとやっていたと思う 





さて コーちゃんだが 4歳近くなると更に可愛さ余って○さ100倍

わずか2時間の間 何度も頭をパコーンとやった事か

と言ってももちろん友人が見てるので かろうじて私の妄想の中での事だ





コーちゃん この中からひとつ好きなのあげるよ♪







(缶コーヒーに付いてきたおまけのミニカー)

コーちゃんはムシキングに夢中なのであまり興味がないらしく

嫌々。。。。ひとつと言ったのに ふたつ選んだ


私は立派な大人なので こまいことは言わず許す ←寛大だ!



なのに こやつ ふたつも貰ったクセに

「これじゃないのが 欲しかったな」と抜かすじゃないか!

もちろん じゃあ取り替えてもいいよと またミニカーのケースを差し出す

ああ なんて私は寛大な大人なんだ うんうん



私とコーちゃん 二人見つめ合い コーちゃんはその間ニパっと満面の笑みを浮かべる



10秒 20秒。。。。時間は瞬く間に過ぎて行くが 二人は見つめ合ったまま



コーちゃんの母 友人が

「まったく いい大人が。。。信じられない!!」



見つめ合ったまま二人はお互いに 手はミニカーのケースをガッツリ押さえ持っていたのだ

それは大人同士にっこり笑顔で握手し その手は震えるほどガッツリ力が入ってる図そのもの



ふん たかが3歳児の考えなど お見通しである

取り替えると言いながら 全部せしめる気でいるであろう

だから最初からケースはガッツリ押さえていたのである

そしてコーちゃんも3歳児の武器である満面の笑顔で

全部いただこうとケースをガッツリ持っていたのだ

おまけにあれがいい これがいいと言いながら選ぶフリをし

先に選んだミニカーはいらないから と ケースごとくれと引っ張るという

姑息な交換条件まで出していたのであった



たかだか3歳児などの言いなりになんか なるもんか 

大人の意地である o( ̄^ ̄o)ふん

などとそんな了見の狭い事ではありませんよ



オバちゃんはね 世の中は3歳児にだって甘くない って事を教えたかったのよ!!



という立て前の元に 何度も武器庫に散弾銃を取りに行きそうになった事か。。。。


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11月02日(水)
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