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サッカー観戦日記
by T.K.
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■女子Fリーグ SWH−福井丸岡
この日も女子Fリーグ。ホームのSWHは特殊な位置づけだ。チーム名は企業名。つまりメインスポンサーのSWHメディカルと桜橋渡辺病院(SWH)から。正確には実業団ではないが、女子Fリーグの中で最も強固な基盤を持つ。男子でいえば、かつての名古屋オーシャンズに例えても良いだろう。後発チームながら昨年はリーグを初制覇した。代表選手も大勢抱える。このチームを知らないフットサルファンは正直言ってモグリであろう。日本の女子フットサルの中心にあるチームだ。対するは女子Fリーグのオリジナルメンバーであり、「サッカーの街丸岡」の象徴、福井丸岡RUCKである。地元に密着して地元の選手を丁寧に育てる、街クラブの模範というべきクラブである。

日本女子フットサルリーグ
SWHレディース−福井丸岡ラック
9月14日 14時 西宮市立中央体育館 549人 主審 萩尾麻衣子氏 


SWHレディース西宮 監督 上久保仁貴
中田凪咲 1 GK  161.58
塚本明日香 2 FP 157.52
追野沙羅 7 FP 170.55
吉野遥菜 8 FP 166.56
江川涼 9 FP 162.55
網城安奈 10 FP 154.50
井口優 11 FP 166.55
見矢明日香 12 GK 163.58
高尾茜利(C) 13 FP 153.49
尾川奈穂 14 FP 153.51
藤江沙樹 19 FP 156.50
飯干絵里 20 FP 168.65
四井沙樹 21 FP 151.50
斉下遼音 40 FP 165.62



福井丸岡ラック 監督 田中悦博
GK   1  小林望月173.63
FP 4 横川四葉 150.48
FP 5 加藤はるな(C) 1 157.47
FP 6 山森しおん 164.63
FP 7 加藤ほのか 150.48
FP 8 平田梨豊 165.55
FP 11 加藤鈴菜 153.52
FP 14 渡邊優和 158.52
FP 15 足立紗菜 1 154.46
FP 18 林笑 158.47
FP 19 小林愛心 160.50
GK 21 藤江真尋 153.55
FP 23  佐藤希穂 164.60
FP 25 西端円麻    162.52

SWH

第1セット
四十
十番二一
七番
一番

第2セット
二十
十三十四
十九

第3セット
十一
九番二番
八番

福井丸岡

第1セット
十四
十五八番
四番
一番

第2セット
六番
十一七番
五番


SWHは第1セット全員が代表経験者。第2セットでもL高尾は代表経験者。第3セットのH江川も代表経験者。ちなみに高尾は丸岡からの移籍。即キャプテン。
丸岡はゴレイラ@小林が18年ユース五輪代表。

さてSWHでも特に目立つのがフィクソF追野で長身でパワフルで運べて圧巻のフィジカル。北信越に於いて丸岡に次ぐナンバー2の富山のLaufenというクラブ出身。しかしこのクラブは強いのに富山の高校女子サッカーには進まないから、丸岡同様に徹底してフットサル専門チームということか。㊵斉下はパワフルだし㉑四井はレフティで運び方がいいし、I網城も運び方上手いし、ゴレイラ@中田も足元は完璧。
これに対し丸岡は前から懸命に追い、一歩も引かない構え。第2セットまでには入っていないがQ林が入ると上背はないのにピヴォとして機能して押し込む場面も出てくる。双方レベルが高い。北海道対さいたまのゲームよりも双方強い。SWHは日本女子フットサル界の頂点だろうが、丸岡もしっかり戦えている。
オウンゴールで先制したSWHが押し気味に進めるが、基本に忠実な守備で丸岡も追加点を許さず、シュートに身体を張り、よく食らいつく。後半にSWHに追加点が入るが、丸岡も攻め気はあり、終了間際に追撃した。結局2−1でSWHが勝ったが、女子Fリーグのトップクラスとして闘志・技術・エンタメ性とどれをとっても良かった。

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09月14日(日)
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