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サッカー観戦日記
by T.K.
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■中国リーグ開幕戦 福山−バンメル鳥取
私はユース年代や大学生主体の観戦者で、社会人は優先度が低かった。遠征費をユース年代に回す意味でも、地域リーグで遠征することはまずなく、社会人選手権や地域チャンピオンズリーグを除くと、地域リーグ遠征は北信越リーグしか観たことがなかった。
だが高校生のリーグ戦が基本的に4月以降となった今では、3月は少し余裕がある。つまり青春18きっぷでの遠征を地域リーグに回せる。そして中国リーグは3月開幕である。
中国リーグは現状では福山シティとバレイン下関の二強の争いとなっている。同じ県にはもちろんサンフレッチェ広島やレノファ山口もあるが、広島県も山口県も県域が広く、商圏が分かれており、県第2のクラブを目指している。しかも福山シティは昨シーズンの地域チャンピオンズリーグで観ている。そういうわけで福山シティのホームゲーム観戦を決断した。生観戦とはチームのレベルを確認したいというのもあるが、運営をみたいという気持ちが強い。
ところでここのところ天候不順である。春分の日も過ぎて、三寒四温という時季でもないだろうが、ここのところの観戦プランは散々である。前の週の土曜日、カマタマーレ讃岐は天候はよかったが、讃岐うどんの名店の行列が凄くて1時間以上並び、其の結果として丸亀駅から出るシャトルバス最終便に間に合わず、観戦断念。翌日曜日のなでしこリーグ開幕戦、ハリマアルビオンのゲームは屋根のある会場とはいえ、やはりきつい雨で寒かった。
ミッドウィークの水曜日は春分の日でファジアーノ岡山のゲームに足を運んだが、屋根のないバックスタンドで、その日は瀬戸大橋線(本四備讃線)も止まるほどの春の嵐。前半でスタジアムを後にした。そして前日土曜日はいわゆる春の高校フェスティバル、つまり高校生の非公式招待大会である大垣フェスティバル(大垣市長杯全国選抜大会)に足を運んだが、雨でピッチが止まり、まるっきり参考にならない状況で、午前の2試合観戦予定も、第2試合前半途中に帰る状況だった。とにかくここのところ良好な観戦ができていない。
で、この日もなかなかの雨だ。行楽には不向きだが、私は自宅でじっとしているタイプではない。迷わず福山へ出発する。高槻を新快速で出て、姫路で乗り換える。播州赤穂行きで相生で乗り換える。この電車に座るために高槻を一本速い新快速で出た。相生から山陽本線だが、進行方向窓側に座りたい。そのために姫路・相生間を乗り換えがスムーズな通路側に座る。そして相生で手早く乗り換え、目論見通り窓際に座った。相生・岡山間は1時間に1本しかないのに4両編成なので混んでおり、立っている人も珍しくなかった。狙いの席に座ったのは山陽本線の岡山県側の和気・万富間を吉井川に並走するからだ。この車窓こそ、山陽本線の売り?だ。吉井川は津山方面から流れて児島湾に注ぐ、岡山県3大河川であり、他に旭川と高梁川がある。旭川は津山線に乗ると蛇行に沿って線路があり、高梁川は伯備線が寄り添っている。

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03月24日(日)
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