ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■九州大学リーグ 福大−鹿体大
九州大学リーグ最終節
福岡大学−鹿屋体育大学
11月19日 13時30分 博多の森球技場 ピッチ良 晴

福大鹿屋体育大

福大
八番九番
十八六番十三十番
七番五番四番二番
一番

鹿屋体育大
十六六番
十一二四五番十五
十四十三四番十番
一番


福大 監督:乾真寛
1  中野翔   3年 185 85 秀岳館
2  合戸倫太郎 4年 168 67 浜松開誠館
4  坂井悠飛  1年 179 68 立正大淞南
5  伊藤颯真  4年 181 72 洛北
7  橋本悠   3年 171 64 サガン鳥栖
10 北條真汰  4年 173 68 鹿児島城西
13 内田裕也  4年 172 72 高川学園
6  重見柾斗  4年 172 64 大分高校
18 岡田大和  4年 180 80 米子北
9  中山桂吾  2年 181 75 高川学園
8  松尾亮汰  3年 168 68 佐賀龍谷


鹿屋体育大 監督:塩川勝行
1  野知滉平  3年 178 72 静岡学園
10 吉田真那斗 4年 172 68 浜松開誠館
4  片桐羽馬人 4年 184 73 ロアッソ熊本
13 畠中健心  2年 172 69 神村学園
14 吉川敬進  2年 170 65 JFAアカデミー福島
15 渡邉怜歩  3年 165 63 静岡学園
5  新倉礼偉  3年 186 80 矢板中央
24 笠置潤   1年 170 61 神村学園
11 廣田勇心  3年 174 68 ロアッソ熊本
6  永松恭聖  4年 174 60 大分高校
16 加藤大晟  3年 183 81 浜松開誠館


九州大学クラシコは今期福大が独走優勝したが、以前はリーグ戦に強いのが鹿屋体育大でカップ戦に強いのが福大という流れだった。全国大会でも福大は総理大臣杯で優勝、インカレで準優勝経験がある。インカレの時には大学生ながら代表に永井が招集され、決勝に出られなかった、ということがある。なおその時、永井は代表で少し出ただけだった。カップ戦に弱い鹿屋体育大は大学の全国大会ではなかなか上位に進めなかったが、今年の国体の鹿児島代表とて単独チームとして出て準優勝した。大学サッカーカテゴリーで全国制覇していないまま、他のカテゴリーで全国制覇すると初のケースだった。
さて鹿屋体育大がリーグ戦に強いのはもちろん理由がある。ボールを支配して回して崩すスタイルは、リーグ戦で確実に勝ち点を積み上げやすい。勝負に辛い福大がカップ戦に強いのもやはりスタイルから納得である。
このゲームも鹿屋体育医大が支配し、福大が激しい当たりからのカウンターという様相である。
たちあがり、鹿屋体育大のフリーキッククリアが甘いところをN渡邉がダイレクト左足ボレーで叩き込む。さらに5分、鹿屋体育大はJ廣田の正確な左コーナーにI吉田が高い身体能力で異様に高い打点のヘッドを決めて0−2とする。
福大はバックラインの守備力が例年と比べるといささか厳しい。高さについてはがっちりした体つきのGK中野頼りという印象である。左サイドバックのF橋本は逸材だと思ったが、たぶん攻撃しか考えていない。豊かなスピードと正確な左足があるが、守備力は期待できない。実はアシスト王。それも独走で。もともと左ハーフなのでは?中盤はE重見が味のあるプレー。相手の動きを予見してすっと身体を入れる。難なく守る守備が光る。ビルドアップも確実に捌きミスがない。試合中は知らなかったがプロに行く選手。プロでは64キロでは厳しいので、とにかく体を作らねば。左ハーフのQ岡田はタイミングで抜いていく選手。スピードはそれほどでもない。正確な左足もいい。彼もプロに行く選手。タメを作れる。スピードがないから、彼はサイドではないと思う。大学レベルではやれているが。L内田がミスもあるがアグレッシブですね。大学サッカーとしてはこのレベルが基準になると思う。センターフォワードH中山は福大のようなスタイルのチームとしてはフィジカルが物足りない。上手さはあるが。

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11月19日(日)
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