ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権愛知県大会準決勝 刈谷−岡崎城西 愛工大名電−名古屋
愛知県は言うまでもなく人口が多く、クラブユースサッカーも盛んだ。しかし高体連は低調で、全国ではぱっとしない。その現状を知りたくて準決勝に足を運んだ。強豪校は軒並み敗退している。さらに運営は場内放送が全くなく、ビジョンはあって選手名の表示はない。愛知県高体連の力も運営も疑問だらけである。

高校選手権愛知県大会準決勝
刈谷−岡崎城西
11月4日 港サッカー場 11時 ピッチ良 晴

刈谷
十番十四
十八二一十三三番
五番四番六番十二
十七

岡崎城西
十二十番
九番七番六番八番
二番三番四番五番
一番

刈谷 監督 平松智宏
17 山下貴也  3年 179 69 刈谷市立依佐美中
12 鶴田敦也  3年 168 61 豊田AFC
6  原田賢吾  3年 176 67 岡崎市立竜南中
4  岡島陽   2年 184 67 名東クラブ
5  渡邉匠真  2年 172 63 Nagoya S.S 
3  上浦巧   2年 167 59 刈谷JY
13 鈴木湘真  3年 171 64 愛知FC押切
21 古市哲也  3年 178 68 刈谷JY

14 望月陽登  3年 171 63 FC豊川
10 野崎壮馬  3年 168 55 愛知FC押切

岡崎城西 監督:菅沼優也
1  石川温志  3年 170 73 高浜FC
5  倉橋賢太  3年 170 57 刈谷JY
4  小林煌永  3年 173 57 リベラール豊橋
3  阿南冴太朗 3年 175 61 FCフェルボール愛知
2  高木里駈  3年 173 63 SC豊田
8  渡辺真生  3年 171 62 FC豊川
6  国師遼渡  2年 180 76 刈谷JY
7  栂野颯馬  3年 167 50 WYVERN FC
9  三浦琉之介 3年 165 60 刈谷81
10 洞口郁斗  3年 165 55 ASラランジャ豊川
12 喜種蓮   3年 171 56 刈谷JY





刈谷といえば赤だすきの名門である。全国制覇経験もある。刈谷のチームは少年サッカーだろうが、旧日本電装など
FC刈谷だろうが、とにかく赤だすき。全少で刈谷第一FCが準優勝したのはもう20年も昔だろうか?

刈谷の右ハーフは8番だったかもしれない。
刈谷はタテに速いチーム。14番は徹底して裏を狙う。岡崎城西バックラインは押し上げる割に駆け引きが不得手なので14番は常に優位に立つ。また10番はセカンドトップとしてボールを持って仕掛けることができる。
刈谷は特定のロングボールの起点はないが、全体的にキック精度がある。ただし全国レベルとは言い難い。1試合通じ何度か14番に合えば、という意図か。
岡崎城西は右で持って左に展開したいチーム。右サイドバック五番なり右センターバック4番なりからサイドチェンジして左で待っているエース9番に出して仕掛けたい。9番はスピードがある。また5番は正確なフィードがあり、9番以上にスピードがあり、タテへの受け方がいい右ハーフ8番に出す形もある。いずれにせよ攻撃の起点は5番であることが多い。ボランチは攻撃面での役割はセカンドボールを拾ってトップに当てること。ただキャプテンの7番は運べる。ビルドアップはほとんどない。12番はポストを見せる。カットインシュートもあり。
正直言って両校全国レベルとは言い難い。シンプルな蹴り合いだ。大阪よりかなり落ちる。大阪ではラウンド16レベルではなく、ラウンド32で何とか、というくらいで、人口の多い愛知県ベスト4と考えると、強豪校に敗退が多かったとはいえ、残念と言わざるを得ない。
28分、刈谷、カウンター、ロングボールが14番に通るがトラップが甘く一気にタテに抜け出せたケースで後ろ向きトラップ、しかし左の18に出し、抜け出しかけて切り返しコントロールシュートが右隅に決まり、刈谷先制。前半1−0。


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11月04日(土)
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