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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権愛知県大会準決勝 刈谷−岡崎城西 愛工大名電−名古屋
愛知県は言うまでもなく人口が多く、クラブユースサッカーも盛んだ。しかし高体連は低調で、全国ではぱっとしない。その現状を知りたくて準決勝に足を運んだ。強豪校は軒並み敗退している。さらに運営は場内放送が全くなく、ビジョンはあって選手名の表示はない。愛知県高体連の力も運営も疑問だらけである。
高校選手権愛知県大会準決勝
刈谷−岡崎城西
11月4日 港サッカー場 11時 ピッチ良 晴
刈谷
十番十四
十八二一十三三番
五番四番六番十二
十七
岡崎城西
十二十番
九番七番六番八番
二番三番四番五番
一番
刈谷 監督 平松智宏
17 山下貴也 3年 179 69 刈谷市立依佐美中
12 鶴田敦也 3年 168 61 豊田AFC
6 原田賢吾 3年 176 67 岡崎市立竜南中
4 岡島陽 2年 184 67 名東クラブ
5 渡邉匠真 2年 172 63 Nagoya S.S
3 上浦巧 2年 167 59 刈谷JY
13 鈴木湘真 3年 171 64 愛知FC押切
21 古市哲也 3年 178 68 刈谷JY
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14 望月陽登 3年 171 63 FC豊川
10 野崎壮馬 3年 168 55 愛知FC押切
岡崎城西 監督:菅沼優也
1 石川温志 3年 170 73 高浜FC
5 倉橋賢太 3年 170 57 刈谷JY
4 小林煌永 3年 173 57 リベラール豊橋
3 阿南冴太朗 3年 175 61 FCフェルボール愛知
2 高木里駈 3年 173 63 SC豊田
8 渡辺真生 3年 171 62 FC豊川
6 国師遼渡 2年 180 76 刈谷JY
7 栂野颯馬 3年 167 50 WYVERN FC
9 三浦琉之介 3年 165 60 刈谷81
10 洞口郁斗 3年 165 55 ASラランジャ豊川
12 喜種蓮 3年 171 56 刈谷JY
刈谷といえば赤だすきの名門である。全国制覇経験もある。刈谷のチームは少年サッカーだろうが、旧日本電装など
FC刈谷だろうが、とにかく赤だすき。全少で刈谷第一FCが準優勝したのはもう20年も昔だろうか?
刈谷の右ハーフは8番だったかもしれない。
刈谷はタテに速いチーム。14番は徹底して裏を狙う。岡崎城西バックラインは押し上げる割に駆け引きが不得手なので14番は常に優位に立つ。また10番はセカンドトップとしてボールを持って仕掛けることができる。
刈谷は特定のロングボールの起点はないが、全体的にキック精度がある。ただし全国レベルとは言い難い。1試合通じ何度か14番に合えば、という意図か。
岡崎城西は右で持って左に展開したいチーム。右サイドバック五番なり右センターバック4番なりからサイドチェンジして左で待っているエース9番に出して仕掛けたい。9番はスピードがある。また5番は正確なフィードがあり、9番以上にスピードがあり、タテへの受け方がいい右ハーフ8番に出す形もある。いずれにせよ攻撃の起点は5番であることが多い。ボランチは攻撃面での役割はセカンドボールを拾ってトップに当てること。ただキャプテンの7番は運べる。ビルドアップはほとんどない。12番はポストを見せる。カットインシュートもあり。
正直言って両校全国レベルとは言い難い。シンプルな蹴り合いだ。大阪よりかなり落ちる。大阪ではラウンド16レベルではなく、ラウンド32で何とか、というくらいで、人口の多い愛知県ベスト4と考えると、強豪校に敗退が多かったとはいえ、残念と言わざるを得ない。
28分、刈谷、カウンター、ロングボールが14番に通るがトラップが甘く一気にタテに抜け出せたケースで後ろ向きトラップ、しかし左の18に出し、抜け出しかけて切り返しコントロールシュートが右隅に決まり、刈谷先制。前半1−0。
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11月04日(土)
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