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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全日本大学フットサル選手権第2日
全日本大学フットサル選手権は文字通り大学フットサル部(サークル)の日本一を争う大会である。フットサルサークルは多くの場合、学内だけではないインカレサークルだが、今大会は単一大学の学生のみがエントリー可能である。
近年大会プログラムが売れなくなったためか、大会プログラム販売がない。今大会は専門の指導者がいないチームも多く、女子マネージャーを監督欄に書いたと思われるチームも多かったのだが。むろん女子マネージャーも声掛けくらいしているのだが、観客席からではどういう立場での声掛けかは分からない。
この大会はかつてはがら空きだったが、だんだん観客数が増えて、さらに体育館の片方しか観客席として開放してないこともあり、観客席前列は応援の立ち見で視界が遮られる。Jリーグのような「お客様気分」なら不快だろうが、入場料を取らないこういう場はあいにく、「観させていただいている」身だ。現場第一だ。応援している控え部員を尊重しなければならない。これは大前提なのだ。
さてこの日は第1試合に遅刻。大阪成蹊大は専門の指導者を招き本格的に強化したフットサル部であり、選手も能力が高く、戦術的にも素晴らしく、大会でもずば抜けた存在だ。
全日本大学フットサル選手権
大阪成蹊大学フットサル部−常葉大浜松フットサル部
8月26日 岸和田市総合体育館Aピッチ 10時
大阪成蹊大
第1セット
十五
六番七番
十四
第2セット
三三
十一四番
三番
常葉大浜松
第1セット
三番
十四十番
五番
第2セット
九番
七番十一
十五
大阪成蹊大学フットサル部 常葉大学浜松フットサル部
FP 6 村上圭吾 (Cap.) FP 3 佐藤直樹
FP 7 萩原欣之介 FP 5 木山貴斗
FP 12 橋本和秀 FP 10 宗光潤
FP 14 菊地尚斗 FP 14 永吉健人
GK 19 片岡浩太 GK 17 勝又優辰
控え選手
GK 2 横田翔 FP 2 横山翔也
FP 3 松原聖々希 FP 4 良知星弥
FP 4 道下楓生 FP 6 服部圭太
FP 10 吉田怜生 FP 7 大城滉也
FP 11 鈴木大輝 FP 9 尾侮利
FP 15 平尾龍之介 FP 11 中島彪也 (Cap.)
FP 18 山下聖翔 FP 15 岩附翔
FP 20 中島友貴 FP 16 杉本将太郎
FP 33 山縣隼夫 FP 20 田北悠晟
監督 佐藤亮 監督 神力亮太
大阪成蹊大は守備の集中力が素晴らしい。常葉大浜松はピヴォがごついが3番に入ると大阪成蹊大はダイヤモンドがさっと閉じ、すぐに取り囲み、何もさせずに奪う。大阪成蹊大フィクソ14番は決して強くはないが、前を向かせないことに専念し、時間を確実に稼ぐ。また常葉大浜松はピヴォ当てが基本だがアラとの距離感が遠い。つまりアラがサイドに開きがちだ。ビルドアップ時にもフィクソが持つとピヴォはあまり下がらず、アラがサイドで、つまり4人の距離が遠い。細かくフットサルのポジションチェンジが少なく、エイトの動きすらあまりない。これでは厳しい。一方大阪成蹊大はまずピヴォが強力だ。15番も33番も確実にキープでき、叩く判断もいい。そして33番には鋭い反転シュートがあり、何回も決まっていた。またアラの7番の細かいポジション変更、動きも素晴らしい。常に頭がフル回転している。守備の集中力の高い6番も含めて第1セットは極めて強力だ。後半差を広げて大阪成蹊大が圧勝した。
なおBピッチは立命大が5−4で勝った。しかし試合後選手たちを間近で見ると、立命大は消耗しきっていた。つまり2時間後の準決勝は大阪成蹊大−立命大だが、大阪成蹊大絶対優位だと予想はついた。
全日本大学フットサル選手権
多摩大学フットサル部−東北大学フットサル部ディーグッチ
8月26日 岸和田市総合体育館Aピッチ 12時
多摩大
第1セット
十一
七番十番
十三
第2セット
九番
七九五九
八番
東北大
第1セット
五七
二十七番
三六
第2セット
十九
四二二四
八番
多摩大学フットサル部 東北大学フットサル部ディーグッチ
FP 7 峰嶋歩夢 FP 7 照内芳和
FP 10 森谷寅太 GK 18 佐藤輝
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08月26日(土)
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