ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4376058hit]

■バーモントカップ全日本U−12フットサル選手権第2日
現在JFAの小学生の全国大会は夏に東京で開催されるフットサルのバーモントカップと冬鹿児島で開催される8人制の全少がある。今は年末の忙しい時期に鹿児島で観戦するのは極めて厳しい。諦めムードである。で、バーモントだ。名前の通りハウス食品がスポンサードしている大会で、以前は駒沢の体育館で行っていたが、今年から武蔵野の森スポーツ
プラザ、要するに味の素スタジアムの横のアリーナで開催される。同時にピッチ四面確保可能だ。三日間のうち、グループリーグ第3戦と決勝トーナメントが行われる第2日に足を運んだ。その模様を。

まず最寄りの飛田給駅だがかなり久しぶりだ。前回味スタ西に行ったときは西武多摩川線という変わったルートで向かったので感覚がない。そして今年のバーモントカップは会場確保の関係か、三日間平日開催である。二日目の第1試合は9時キックオフ。つまり京王線で向かう以上新宿を通る。で新宿は日本一、いや世界一乗降客数の多い駅で、その通勤ラッシュはなるべく避けたい。そういうわけで遅刻することにした。9時過ぎに新宿駅に到着して、京王新宿駅には慣れてないが、無事たどり着いて特急に乗った。座席にはありつけず。京王線は通勤用の座席指定着席列車を走らせていて、そのためにはクロスシート車が必要、でも京王線にはなかったはずだと思っていたが、特急車を見るとクロスシートとロングシートの変換可能な車両で、ロングシート運用されていた。これならば安心だ。京王新宿駅は地下駅で、ほかに都内に地下鉄で乗り入れる新線新宿駅もある。私は着席を目指して古い新宿駅に来た、というわけだ。特急といっても東京の私鉄の無料特急はたいして早くない。って今は関西も同じか。この日はダイヤ乱れ。新宿を出て地上に出て、で調布駅に向かう。記憶と違って今は地下駅。
Jリーグ黎明期、ヴェルディ川崎が人気が出ると調布市長が出てきて移転を主張して「私たちにもJリーグの夢を見させてくださいよ」と記者会見して「地元でチームを育てればどこでもJリーグを持てる」と総ツッコミされていた。無論移転などならなかった。で、調布駅で鈍行に乗り換え2駅で飛田給。ここから北へまっすぐ数百メートルで迷いようもなく目的地に着く。まず確認したのは昼飯。以前駒沢の体育館で開催したときは地下の食堂でバーモントカレーを出していた。私の認識としてはバーモントは子供向きのカレーで大人としてはさほど美味しいとは感じないが、それでも慣習として、こういうところ特有の「具がほんの僅か」のカレーを食べていた。あとサッカーファン特有の心理だと思うが、スポンサーを大事に、というのもある。で武蔵野の森だが、階下は関係者オンリーになっていて入れない。入れる範囲では食堂はない。公式サイト見る限りカフェはあるようだ。で、売店で高い焼きそばや飲み物は売っていた。

アリーナは3階席が観客席で4階が関係者席になっている。3階はスポンサー幕が張られていて観づらい。が、こういう大会の基本は「お客様」と思わないことだ。無料の大会で見やすさはそう意識されない。ピッチをすべてみえるわけではないが、これは仕方ないのだ。

この大会は小学生のフットサル、普通の小学生よりちょっとうまい子があまり戦術理解のないまま、中心選手の能力を活かして勝つ大会だ。強いチームになればフットサル理解もそれなりにあるが、基本的にはフットサルの戦術理解はない。で、その目立った子を中心に観ることになる。

++++++++++++++++++++++++

東根キッカーズ(山形)対ジュンレーロ紀三井寺(和歌山)は紀三井寺が圧倒している。14九鬼瑙音(リオン)くん(さん?)が小柄ながらドリブルの切れを見せて打開する。フットサルは通常雪国が強いが、東根はまるでフットサル慣れしていない。山形のフットサルチームの活躍を聞かないので、山形ではあまり盛んではない?自治体の体育館使用への理解があまりにも低い?紀三井寺が圧勝。



[5]続きを読む

08月09日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る