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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体京都大会決勝 東山−立命館宇治
高校総体府県予選の関西の最終日、京都府か奈良県か兵庫県の3択だった。兵庫決勝は神戸ユニバー開催だったこともあるが、今年は三木防災公園で負担感が大きい。以前なら奈良決勝男女と京都決勝を観戦可能だったが、それは京都が西京極ナイトマッチだったからで、今は京都スタジアムでデイマッチ、しかも男子の近畿大会が6月開催ではなくなったために、女子が一週間早く奈良県大会が終わる関係で、奈良県は女子決勝との同時開催でもない。奈良は例年通り新庄開催だが、結局朝のんびりしすぎて亀岡しか選択肢がなくなった。

試合前に京都スタジアム前の無料足湯に浸かろうと思ったが、オープンはキックオフと同じ11時だった。

京都の決勝は東山対立命館宇治。京都府1部リーグでは東山Bが立命館宇治を破っているが、フットボールの強豪校においてはAチームとBチームの間に大きな差はない。「2軍でも勝てたのだから楽勝」という話にはならない。

高校総体京都大会決勝
東山高校−立命館宇治高校
6月11日 
11時 京都スタジアム 曇 ピッチ良

東山
九番二三
十二六番五番二四
四番十五三番十番
十七

立命館宇治
十八
十一十六七番
十番六番
三番五番四番二番
誰々

東山
17二川3上山4志津5沖野15海老原6古川9平野10・12井上23植村24吉田・

東山は分かりやすく蹴るチーム。両サイドバックはほとんど上がらず、正確なフィードを買われて入っている印象。10番は本来中盤の底からミドルパスで組み立てるタイプだろうし、C志津は左センターバックタイプ。中盤はこぼれ球を拾う。2トップが競って2列目が拾いたい。
対する立命館宇治は繋ぐチームという触れ込みだが、長身の18に当てて2列目が拾うフットボールに見える。以前の監督さんも蹴るスタイルだが、若干繋ぐ割合が増えているように見えるし、サンガから派遣されている指導者がもしかしたら変わった?バックラインは守備に手いっぱいで、狙いすましたフィードがない分、東山以上に蹴る傾向が強いが、中盤は18番に合わせる意識が強い。
守備強度の強い東山ペースで進むが前半は0−0。後半も東山ペースで後半半ばパスが交代出場の11番に通り決めて東山先制。これを守り切り東山が全国を決めた。

正直東山はクオリティに欠けるが、カップ戦に合わせた戦いだし、層も厚そうなので、全国制覇は射程圏内だろう。高校総体の男子の関西代表校は観てきた滋賀・京都・大阪・奈良は正直どこもクオリティに欠けるが、選手の個人能力は東山が一番高い。昨冬の全国準優勝校だから書くのではない。徹底的に勝ちに辛いスタイルで全国の連戦を勝ち上がるのも可能だ。特に今年は涼しい北海道・旭川開催だし。


足湯にはハーフタイムと試合後に浸かった。京都スタジアムの足湯はなかなか良いスポットだが、良さに気付いているファンはあまりおらず、いつも楽々浸かれる。

06月11日(日)
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