ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■全日本U−15女子フットサル選手権準決勝
全日本U−15女子フットサル選手権準決勝
NGUラブリッジ名古屋スターチス−AICシーガル広島レディース
十文字中学校−京都精華学園中学校(同時観戦)
1月10日 9時30分 伊勢サンアリーナ


伊勢サンアリーナについて紹介しておこう。この会場は不幸にしてこの時期公共交通では行けないことが多い会場である。JFA主催大会には公共交通機関で行ける会場というのを必須条件にしてほしいものだが、そこまで思慮が及ばない。最終日はバスでアクセス可能。本来なら大阪から青春18きっぷ始発で行きたいところだが、間に合わない。そこで近鉄特急で伊勢市まで行き、JR参宮線に乗り換え二見浦まで行き、夫婦岩の前のバス停からサンアリーナに向かえば準決勝に間に合う。なお、しょっちゅうここまで来ているのに夫婦岩には一度も行ったことがない。なぜなら全く時間的余裕がない。

大会最終日のため、すでにプログラムは売り切れている。この種の大会あるあるだ。準決勝は同時開催のため、ピッチの真ん中で両方観る。当然丁寧に追うことは不可能だ。

名古屋       AIC

―――藤原−−−     −−−岸波−−−
−原−−−内藤−     −板村−−柏原−
−−−太田−−−     −−−東方−−−
−−−石田−−−     −−−日原−−−


NGUラブリッジ名古屋スターチス AICシーガル広島レディース
GK 1 石田 ひなは GK 1 日原 瑚心
FP 2 太田 美月 FP 6 柏原 凪沙
FP 7 内藤 彩純 FP 10 板村 真央 (Cap.)
FP 8 原 望恵 (Cap.) FP 21 東方 琉莉
FP 10 藤原 凛音 FP 22 岸波 美采

AICシーガル広島レディース
GK 1 日原 瑚心
FP 6 柏原 凪沙
FP 10 板村 真央 (Cap.)
FP 21 東方 琉莉
FP 22 岸波 美采

名古屋はもちろんなでしこリーグクラブのアカデミーでテクニックはあり基本を叩き込まれている。AICはAICJ高校の下部組織的クラブでシーガル広島の流れを汲んでいるが、体育館サッカー、つまりち密なフットサルとは言い難い。しかしI板村さんの豪快な突破力はなかなか止められず、スペースのある11人制サッカーだったらそれこそ好き放題しかけられるだろう。仮にAICJ高校に進むとすれば入学即ベンチ入りクラスだ。名古屋では➇原さんが一番上手いが、味方がミスすること前提で、自分はミスできないという思いから自重しているように見える。真の実力は測りがたい。チームは丁寧にビルドアップを狙うが、ミスが出てしまい、そうなればAICのフットボーラーとしての底力の前に圧倒されてしまう。まあ地力でAICが上でした。


十文字中      京都精華中

−−−貴島−−−     −−−奥田−−−
−松尾−−福島−     −森野−−谷田−
−−−中山−−−     −−−宮前−−−
−−−田中−−−     −−−内田−−−

十文字中学校 京都精華学園中学校
FP 4 中山 結花 GK 1 内田 璃紅
FP 9 福島 茉莉花 FP 2 宮前 すずな
FP 13 松尾 弥空 (Cap.) FP 6 谷田 瑠愛
GK 38 田中 咲良 FP 7 奥田 来夢 (Cap.)
FP 40 貴島 莉子 FP 10 森野 彩

京都精華学園中学校
GK 1 内田 璃紅
FP 2 宮前 すずな
FP 6 谷田 瑠愛
FP 7 奥田 来夢 (Cap.)
FP 10 森野 彩

中学最強クラスの両校。フットサルもしているが、小まめに交代する十文字中に対し京都精華中はほとんど変わらない。十文字中の猛攻が続くが、京都精華中ゴレイロ@内田さんの存在感の前に外し続けてしまう。プログラムがないため身長は分からないが、上背もあるように見える。十文字中はピヴォ㊵貴島さんが次々にシュートを放ち、前から押し込むのに対し、京都精華中はフィクソが無謀なドリブルを仕掛けて奪われる不用意さ。フットサル慣れしているとはいえ、ノビノビやってこい、という方針なのだろう。力では十文字中だが耐えきり、PK戦へ。ここでも十文字中が慣れを見せ、勝ち上がった。

なお、大会最強と思った十文字中が決勝でも勝って優勝している。

01月10日(月)
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