ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■関東大学リーグ 立正大−慶大 明大ー桐蔭横浜大
関東大学リーグ
立正大学−慶應義塾大学
6月6日 11時30分 西が丘サッカー場 ピッチ良 曇時々雨 357人

立正大          慶大
−−−−−坂下−−−−− −−−−−古川−−−−−
−−坂井−−−−田中智− −−塩貝−−−−斎藤−−
吉田−神戸−五十嵐田中宏 橋本−小山内−山口−日川
−−石川−孫−−平松−− −−谷本−小林−酒井−−
−−−−−田村−−−−− −−−−−村上−−−−−



立正大 監督:杉田守
GK 21 田村亜廉  178/74
DF  4 孫大河   188/78
    5 平松航   182/74
   17 石川悠   174/59
MF  7 田中宏武  174/65
    8 神戸康輔  170/63
   20 五十嵐海斗 178/68
   29 吉田新   175/71
FW  9 坂下雄也  182/73
   10 坂井剛   172/64
   19 田中智也  176/69

慶大 監督:淺海友峰
GK 21 村上健   178/73
DF  3 酒井綜一郎 174/70
    4 谷本竜一  181/70
    5 小林誉貴  179/73
MF  2 小山内慎一郎 175/65
   14 橋本健人  172/60
   19 斎藤滉   170/63
   24 塩貝亮太  172/70
   25 日川優太  183/70
   30 山口紘生  178/70
FW  9 古川紘平  178/76



立ち上がりから双方全く同じ布陣でバチバチに当たり合う。特に慶大センターフォワードH古川と立正大3バックの中央C孫の肉弾戦は凄かった。あまりに大学サッカーを観られず、観る基準というか、レベルの把握がブレていたので、大学サッカーってこんなにレベルが高かったっけ?と唖然とする。立正大はバックラインから組み立てるチーム。C孫にもビルドアップ能力はあるが、そこは古川が観ている。右のD平松は低く鋭いグラウンダーのパスを通せるタイプ。ストッパーには珍しいと思ったが、どうやらストッパーではない。むしろ後方へのカバー意識が高く、下がりながらの守備が上手い。だからこそC孫が前に出て潰せる。P石川はレフティーで前に運べる選手。彼も踏み込んだ守備をするが、ややパワー不足か?ただビルドアップで貢献。㉙吉田は正確な左足がある。セットプレーも担当。F田中はドリブラーだが。慶大M橋本に完封される上に上がりも許し守備面では大苦戦。S五十嵐は激しく潰す守備で貢献。クレバーでスキルフルなプレーに走りがちな立正大にあって身体をしっかり張っている。H坂下は慶大D小林に完封される。当たり勝てずことごとく競り負ける。I酒井、R田中がともに裏に飛び出したいタイプだけに彼のところで跳ね返されると中の攻めがなくなり、サイドを崩すしかないが、右サイドは橋本に完封されているだけに㉙吉田の単発のクロスか、P石川のフィード頼りになる。石川が空き気味だが、アタッカーを慶大はしっかり捕まえているのでどうしても膠着する。一方慶大はフットボールをコンタクトゲームと定め、各ポジションで潰し合いを挑み、攻撃はロングボール主体で㉔塩貝の鋭いターンやR斎藤の鋭い突っかけなどアタッカー陣が持ち味を発揮する。R斎藤は守備面での貢献度は少ないが、攻撃面では健闘している。33分、慶大が入れたボールにH古川が孫に競り勝ち落としてR斎藤が右カットイン左足シュートが決まり先制。AT、再び古川が孫に競り勝ちR斎藤が右を抜けシュート、左に外れる。決定機。前半は0−1。

大学サッカーを代表するDFの孫としては競り負けて2回決定機を作られ一つは失点したこと、そしてビルドアップできなかったことは屈辱だったろう。


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06月06日(日)
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