ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ北信越 金沢−松本山雅
プリンスリーグ北信越
ツエーゲン金沢U−18−松本山雅U−18
4月24日 金沢市民サッカー場 10時30分 晴 ピッチ並
金沢 松本
−−−十九−−九番−−− −−−九番−−十番−−−
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七番−十番−−十三−十八 十八−十五−−十三−十四
六番−四番−−五番−二番 七番−三番−−五番−二番
−−−−−二一−−−−− −−−−−二一−−−−−
プリンスリーグ北信越は同地域から現在プレミアリーグ参加チームがない現状では北信越最強の高校生10チームが集まっているという体裁のリーグである。その中には高校選手権全国制覇経験のある富山第一や星稜、そして高校選手権2年連続全国ベスト4中でフットサルで全国制覇経験がある帝京長岡といった高体連の全国制覇クラスの強豪や、北信越の雄でA代表選手を複数輩出している新潟ユース、近年台頭著しい富山ユース、金沢ユース、松本ユースが含まれる。北信越のJユースで参加していないのは長野ユースだけだ。で、金沢対松本山雅の好カードを選んで足を運ぶことにした。一応。新型コロナ禍で会場の金沢市民サッカー場はスタンドに入れるのは保護者のみ。ネット外観戦は認められているが、なかなかの観戦難という環境だ。金沢市民サッカー場は四辺のうち一辺がスタンド、残り3辺に気が生えており、その隙間から観戦ということになる。なお福井県知事は県外から来訪しないように、というメッセージを出していたが、石川県知事は来訪に制限を加えない旨を発表していたので、訪ねても迷惑ではないだろう、と踏んで訪れた。
金沢市民サッカー場へはバスルート、徒歩ルートとも試したことがあるが、今回は初の北陸鉄道ルートにした。金沢駅地下から北鉄金沢駅で出て3駅目から東へ徒歩。公園内にほかに体育館やスタンド付き野球場がある。ちなみに金沢市には県民の税金で建てたスタンド付きの県立野球場まである。
ツエーゲン金沢ユースは2回目の観戦。そのときはカターレ富山ユース戦だった、線の細いテクニシャンを揃え戦術教育をしました、という感じのフィジカル不足のJユース黎明期あるあるだった。対する松本山雅ユースはそれこそだいぶ前に日本クラブユース選手権で大敗した試合を観たキリだ。その後JユースカップでJクラブの中で全国ベスト4になり、十分な力をつけたと思われるが、なかなかプリンスリーグには上がれず、また注目もされなかった。高校選手権で全国ベスト4に入った同じ長野県の上田西と比べても難易度が高い偉業だと思われるのに。なお以前のJユースカップは一昨年で終わり、昨年はコロナ禍で中止、、今年から主に2年生以下のJユースリーグとなった。Jユースカップは第1回大会から観ているだけに思い入れがあるが、まあ時代の流れだろう。合理性があれば変革を恐れないJリーグで良かった。この改革は若手のJエリートリーグとワンセットである。
会場でプログラムを購入しようとしたが、プログラムが刷り上がるのは来週だ、と教えられ、断念するほかなかった。そういうわけで選手名やデータは分かりません。
さてツエーゲン金沢のサイトのアカデミーのところに育成ポリシーとして「ポゼッション」を強く謳っている。プロビンチア(地方の中小クラブ)としてトップに送り出す人材がポゼッションスタイルではトップの戦力としてどこまで役に立つのか疑問だが、それはそうとして育成の一つのモデルとして純粋に興味があった。対する松本山雅はよく走るカウンタースタイルである。
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04月24日(土)
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