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サッカー観戦日記
by T.K.
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■チャレンジリーグ 高槻−広島
チャレンジリーグとは女子の全国リーグ3部である。正確には東西に分けている。その中では高槻はトップクラスの力を持っている。正確には種田監督の力はトップクラスだ。しかし以前と比べるとテクニックも身体能力も体格も大きく落ちる。アンジュヴィオレ広島は経営難が伝えられている。しかしなかなか好調だ。とは言え高槻ほどの力はないと予想される。



チャレンジリーグ
スペランツァ高槻−アンジュヴィオレ広島
10月11日 13時 堺S2 ピッチ良 晴

高槻           広島
−−−渡邊−−森迫−−− −−−−−川普|−−−−
−−−−−−−−−−−− −−神田−−−−斉藤−−
北浦−高橋−−澤田−保坂 池崎−本藤−−松田−岡野
阪中−橋本−−宮地−上西 −−川越−島村−小川−−
−−−−−長谷−−−−− −−−−−田中−−−−−



高槻 監督:種田佳織
GK 1 長谷好美
DF 3 上西可奈子
DF 4 橋本祥子
DF 6 宮地明日翔
DF 24 高橋悠
MF 8 阪中澪
MF 10 保坂のどか
MF 14 渡邊佳奈美
MF 16 澤田由佳73▼
FW 19 北浦美帆 (Cap.)
FW 22 森迫あやめ82▼



GK 21 大宮司晴菜
DF 15 谷口きくみ
DF 18 朝井出祐子
MF 7 浅野未希73▲
MF 20 園山萌子
FW 9 吉澤亜依
FW 13 永木真理子82▲


アンジュヴィオレ広島 監督:結城治男
GK 16 田中幸奈
DF 3 小川優花
DF 26 島村公美子
DF 13 川越あきら
DF 5 池崎愛
MF 6 松田遥奈
MF 7 本藤理佐 (Cap.)
MF 9 斉藤礼佳62▼
MF 10 神田若帆
FW 8 岡野有里子62▼
FW 28 川附逍

リザーブ
GK 1 渡部豊子
DF 4 有田佳奈
DF 14 河村愛乃
FW 11 宮本果栄62▲
FW 19 松山夢



さてゲームが始まると力の差を感じる。つまり高槻が繋ぎ、広島はただタテに蹴ることしかできない。しかし高槻には唖然とするミスがしばしば出る。つまり誰もプレッシングに来ていないのにビルドアップのパスがずれる、だとかドフリーのクロスをミスキック連発するなど、技術的にかつての高槻からほど遠いのだ。フットボールの3Bというものがある。ブレイン・ボディバランス・ボールテクニックだ。とにかく一番先にあるものは頭の中で描いたプレーイメージ、アイディアだ。これが無ければ何も始まらない。攻守に渡って言える。これは種田監督が整理している。コンタクトの多いスポーツにおいてそれを実現するためにボディバランスがあり、テクニックがあるのだ。しかしアイディアを実現する能力がなくては、やはり勝つことは難しい。力では明らかに高槻だ。しかしかつての女子ワールドカップ優勝メンバーのレギュラーに下部組織から二人送り込んだ、その強力な下部組織も現状は力を取り戻しつつあるが、やはりまだまだで、つまりかつてのスペランツァとは別物だ。前半は圧倒しながらスコアレスで終了。

後半3分、M渡邊の左コーナーキックにゾーンで守る広島の隙間を突いてファー寄りで宮地がヘッド。1−0と先制する。しかし広島も後半25分、B小川の左コーナーキックにE松田ヘッドで1−1。勝負に徹した広島が1−1とドローに持ち込んで終了した。


公式記録
10月11日(日)
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