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サッカー観戦日記
by T.K.
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■JFL 奈良クラブーヴェルスパ大分
ついにJFLも生観戦可能になった。今季のJFLは後期だけ。J3昇格?はあるが、地域リーグ降格はない。昇格についてホーム平均観客数2千人縛りもない。シンプルに4位以内かつ百年構想クラブで2位以内に入ればよい。その百年構想クラブの一つ、奈良クラブを率いるのは若干25歳の林舞輝さんであるヨーロッパでライセンスを取った理論派。日本の仕組みだと若くしてS級を取るのは難しい。したがって今期ヨーロッパを席巻したライプツィヒのナーゲルスマンのような選手としてのキャリアはなくても監督としての実力でのし上がる理論派は生まれにくい。80年代にプレッシングでフットボール界を変えたアリゴ・サッキの「名ジョッキーが名馬であった必要はない」にもかかわらず、「日本代表選手」出身の監督が幅を利かせているうち、つまり監督業が実力主義でないうちは、日本国内で指導のレベルアップは遅いだろう。そう言う意味でも林さんには日本のナーゲルスマンとして期待したい。
さてJFLはアマチュア最高峰である。今季の天皇杯予選はJ3が参加しないこともあってJFL16チーム中13チームが本大会に足を運んだ。三重と宮崎は2チームあるので、どちらかは必ず敗退するから、JFL以外に敗れたのは大阪決勝で引き分けPK負けのFC大阪だけである。むろんこの試合の奈良クラブもヴェルスパ大分も本大会に出る。
JFLは新型コロナウィルス対策の為、事前に席ゾーン指定を行った。私はアマチュア奈良招待券を受けられるJFA後援会である。今季使うのは初めてで、会費分使えるわけもなく、本来の精神に則り、JFAへの寄付行為と割り切っているが。
ヴェルスパ大分の須藤監督はU−16代表を率いていたことがある。その頃は評価しなかったが、しかし若き理論家だった頃と違い、経験を積んで洗練されているだろう。
この日奈良までの移動には意を用いた。密を避けるため、京都から特急を使ったのだ。自他ともに認めるケチに私には珍しいが、この時期安全第一と考え、なるべく空いている列車を使っている。出来ればビスタカーに乗りたかったが。スタグルでカレーライスの味をネットアンケートしてスパイシーカレーと決まった。むろん買った。量は多くないがピリッと辛いし、具も面白い。奈良クラブは昨年はハンバーガーが出ていたが、出来上がるまで時間がかかりすぎて食べられなかった。そういう意味では最初から狙っていたカレーライスを食べられて良かった。大人のゲームでは食べ物や飲酒をする方だ。この日はビール禁止なので、飲まなかったが。
奈良クラブ ヴェルスパ大分
−−−菅野−−水谷−−− −−−中野−−中村−−−
−−−−−吉田大−−−− −−−−−−−−−−−−
−山本−−寺島−−吉田− 利根−瓜生−−金子−−−
加藤−西村−−金−−中村 西埜植−福元−浦島−西村
−−−−−上田−−−−− −−−−−−−−−−−−
林
1 上田智輝 181/79 96/03/03
4 中村謙吾 170/68 92/05/05
24 金聖基 190/84 88/10/23
5 西村洋平 181/75 93/06/01
11 加藤徹也 181/75 96/03/13
23 寺島はるひ 180/73 93/11/09
17 吉田直矢 166/60 97/12/19
27 山本宗太郎 185/79 96/02/07
6 吉田大河 170/65 95/11/15
14 水谷侑暉 175/65 93/11/13
7 菅野哲也 174/74 89/08/30
監督:須藤茂光
4 西村大吾 178/71 96/03/14
3 浦島貴大 174/69 88/05/12
16 福元考佑 178/77 89/04/24
14 西埜植颯斗 174/70 96/02/21
9
15 金子雄祐 177/71 93/08/10
10 瓜生昴勢 166/63 96/01/08
11 利根瑠偉 176/68 93/02/15
18 中村真人 184/83 89/12/24
21 中野匠 170/62 95/10/14
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09月05日(土)
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