ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権和歌山大会 和歌山南陵−和歌山工
高校選手権和歌山大会
和歌山南陵高校−和歌山工業高校
11月17日 10時 紀三井寺陸 ピッチ良 晴



和歌山南陵        和歌山工
−−−江川−−川邊−−− −−−−−田中−−−−−
−−−−−渡辺−−−−− −−武山−−−−泉A−−
宮口−春日−−石丸A坂田A神森A岩橋陽岩橋累A小倉A
−−−森−土居−百々−− −−−藪−中正司A岩渕−
−−−−−工藤−−−−− −−−−−山田−−−−−



和歌山南陵 監督:羽畑公貴
GK  1 工藤楽人  3年 165/60 高槻mydFC
DF  5 百々昌良  3年 173/70 海陽中
    2 土居奨真  3年 165/61 吉備中
    6 森陸人   3年 179/69 海南FC
MF 15 坂田達哉  2年 167/55 ジュネッスFC
   18 石丸里生  2年 174/74 サザンウェーブFC
   10 春日雄至  3年 167/62 旭町中
    7 宮口大輝  3年 168/63 富田林第一中
    8 渡辺要   3年 170/54 長坂FC
FW 11 川邊海人  3年 174/68 尾張クラブ
   20 江川公亮  3年 177/75 新池中

和歌山工 監督:大宅光
GK  1 山田尚輝  2年 179/69 アルテリーヴォ和歌山U−15
DF  3 岩渕来玖  3年 177/60 日進中
   15 中正司裕心 2年 173/65 串本中
    7 藪恒星   3年 169/54 東中
MF 14 小倉雄吏  2年 165/53 カナリーニョFCリオ
   19 岩橋累斗  2年 170/57 ミラグロッソ海南SC
   10 岩橋陽世  3年 180/61 和大附属中
   16 神森渚生  2年 170/56 岩出中
   20 泉裕大   2年 160/52 下津第一中
    4 武山遼太郎 3年 171/60 明和中
FW 11 田中彪   3年 173/64 海南中



和歌山南陵監督の羽畑さんは元Jリーガー。サテライトの得点王になったこともある。そしてセンターフォワードS江川は羽畑さんに似ている。強烈なパワーで起点になるタイプ。対する和歌山工は古豪。和歌山では新宮や新宮商という新宮勢に和歌山市勢で対抗していた。

さて両者3バックで安全策でスタートする。和歌山南陵はロングボールにS江川が競って後方に逸らしJ川邊が裏抜けを狙う。F宮口がアップダウンの激しいキーマンだがクロスは上げられない。対面の和歌山工M小倉がウイングバック的なタテへの推進力があるタイプじゃないので、宮口がどんどん押し込む。和歌山工はC武山がエースでキープ出来てターンから仕掛ける。背番号4のアタッカーはたまにいる。ヌワンコ・カヌーの影響かな?って今の若い子は分からないか。93年に日本でU−17世界選手権が開催された時のナイジェリアのセンターフォワードで、96年アトランタ五輪でも対戦した。197cmの長身でテクニックとスピードもあり、未来のフットボーラーと呼ばれたが、心臓の疾患が見つかり、期待ほど大成しなかった。その彼が4番を好んだため、4番のアタッカーが増えた。
F藪は左足ロングフィードあり。そして和歌山工はパスも上手くないなりに繋げて、スルーを多用するなど連動性もあるので和歌山南陵を振り回せる。J田中はカウンターの起点になり仕掛けてパスを出せてスルーも多用というセンターフォワードらしからぬ選手。
さてゲームは安全第一。サイドも使わず、前線に当てる。守備はタフに走り、中盤の運動量勝負だ。17分、和歌山南陵I春日に警告。故意。和歌山南陵はS江川は勝てるのだが逸らすことはバレバレで、左足のキープも味方の上がりが遅れて失ってしまう。和歌山工はシュートがないが、ボールを回せて押し気味である。そして24分、C武山が左でキープ、中に出しJ田中スルー右でS泉に渡りシュート撃てたが切り返してその間に戻った和歌山南陵E森のスライディングタックルでカット。超決定機。39分、和歌山工C武山キープからO神森がミドル左隅。0−1。初シュートで先制した。前半終了。


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11月17日(日)
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