ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ中国 岡山−作陽 就実ー瀬戸内(30分まで)
プリンスリーグ中国
ファジアーノ岡山U−18−作陽高校
就実高校祇園グラウンド 11時 人工芝 晴 湿気高し



岡山           作陽
−中田A−太田−−山田− −−−−−横尾−−−−−
−−−−−−−−−−−− −卯野−−矢木−−清水−
渡邉A仲達A−李−−現田 −−−川上−−伊藤−−−
−−山内A岸本−太田A− 岸本−中瀬古−中野−柳川
−−−−−今井A−−−− −−−−−沖本−−−−−

ファジアーノ岡山 監督:服部公太 前登録記載なしはファジアーノ岡山U−15出身
GK 12 今井颯人  2年 178/68 
DF 15 太田陽斗  2年 173/65
    5 岸本望   3年 180/73 FCカミノ
   18 山内悠真  2年 171/65 
MF  3 現田歩夢  3年 169/67 FCバイエルンツネイシ
    8 李将樹   3年 168/59 
   16 仲達拓斗  2年 171/60 
   17 渡邉吏海  2年 167/59
FW 11 山田恭也  3年 176/69 
    9 太田龍之介 3年 181/67 セレッソ大阪U−15
   10 中田樹音  2年 173/66


作陽 総監督:野村雅之 監督:酒井貴政
GK  1 沖本翔   3年 170/67 FCフレスカ神戸
DF  5 柳川元樹  3年 174/65 ヴィッセル神戸U−15
    4 中野杏太  3年 179/67 ミレニオAC
    6 中瀬古陽央 3年 180/64 ソシエタ伊勢SC
    3 岸本凪   3年 165/65 ファジアーノ岡山U−15
MF 12 伊藤翼   3年 173/65 岩田FC
    8 川上陽星  3年 171/63 SAGAWA SHIGA
   15 清水来隆  3年 170/58 イルソーレ小野
   10 矢木海成  3年 169/69 フォルテ新宮
   20 卯野翔輝  3年 174/68 FC Viparte
FW 13 横尾蒼人  3年 176/70 バイエルン常石(ママ)

ファジアーノ岡山はなかなかの体格。2年前に観たときはフィジカルトレーニングしてない様な数字、プロのアカデミーとしてそれでいいのだろうか?という趣旨のことをここで書いたが、今なら全く問題ない。技術戦術に特化したようなチームだったのがトータルで強いチームになっている。作陽といえば4−2−3−1だが優位に運びたい中盤で劣勢、岡山にサイドバックとセンターバックの間のハーフスペースを使われ混乱し、攻撃はセンターバック陣からのロングフィードが目立つ。キャプテンマークを巻くのはG川上だが、むしろE中瀬古が声を出しキャプテンシーを発揮し、キャプテンに見える。川上は高い技術を誇るチームの核で中心選手だが。岡山は3トップが強烈でH太田は高さ・パワーとも問題なく、確実にボールが収まる。作陽センターバック陣は高さ・パワーとも問題ないが、中瀬古が意識してみているようだ。J山田は1年生からレギュラーだった選手で、やはりパワーがあり収まる上に突破もあり、トータルバランスに秀でた選手。大学でも即使える。キャプテン。I中田はトラップ一発で難なく前を向き仕掛ける迫力がある。まだ2年生だし、来年の昇格候補じゃなかろうか?B現田はインナーラップの出来るサイドで、守備力も高い。作陽の左クロスが魅力のB岸本を自陣にくぎ付けにし、S卯野も引かせている。加えて作陽のマークが混乱。クレバーさが売りの作陽がクレバーさで負けている。D岸本は強い空中戦で跳ね返し、一瞬で間合いを詰める「縮地」のような地上戦の強さも相まって最終ラインを締めている。昇格もあるだろうし、大学ならば即Aチームクラスだ。プロのセンターバックとして180cmはギリギリだが、地上戦の強さは捨てがたい。P渡邉は正確な右足キックが売り。ただしキックに頼りがちで、大胆さはなかった。インサイドの走力はすさまじい。G李は自分の仕事は走ることと割り切り、一人で広大なスペースを潰している。O仲達の走力も李と同じくらい凄い。まさに生ける仲達を走らす、だ。個別評にスペースを割いたが、それくらい今年の岡山は個々の能力が魅力的だということだ。

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06月29日(土)
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