ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4380884hit]

■全日本大学新人戦決勝 阪南大−桐蔭横浜大 インカレ決勝 駒大−法大
昨年から始まった大学新人戦の全国大会。2年生以下による大会である。昨年はメキシコ旅行のため記念すべき第1回大会に行けなかったが、今年は問題ない。

全日本大学新人戦決勝
阪南大学−桐蔭横浜大学
12月22日 9時30分 駒場 ピッチ良 曇時々雨

阪南大          桐蔭横浜大
−−−稗田−−大木−−− −−−園道−−篠原−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
八田−江口−−松岡−田中 鳥海−橘田−−神垣−浅野
笹原−亀安−−今村−真瀬 岩下−上田−−遠藤−河内
−−−−−坂本−−−−− −−−−−早坂−−−−−



阪南大 監督:須佐徹太郎
GK 21 坂本大地  98/04/08 179/70 阪南大学高校
DF  3 真瀬拓海  98/05/03 174/67 市立船橋
   15 今村直也  99/04/20 178/74 市立船橋
   30 亀安晃太  98/04/22 177/70 九州国際大付属
   16 笹原大   99/09/14 167/61 大宮Y
MF  9 田中彰馬  98/06/13 172/65 名古屋U18
    5 松岡昴哉  99/11/10 175/69 愛媛FC U−18
   18 江口稜馬  99/10/22 166/59 野洲
   53 八田壮一郎 99/03/27 168/60 作陽
FW 93 大木秀仁  99/02/15 175/65 松山工
   97 稗田圭吾  98/11/11 164/58 福岡U−18

桐蔭横浜大 監督:安武亨
GK  1 早坂勇希  99/05/22 185/75 川崎U−15
DF  2 河内渉真  98/06/05 170/62 流通経済大学柏
    3 遠藤凌   98/07/26 184/72 浦和Y
    4 上田駿斗  98/04/14 183/73 神戸U−18
    6 岩下航   99/04/01 176/63 前橋育英
MF  5 浅野嵩人  98/07/17 170/65 広島県瀬戸内
    7 神垣陸   98/07/14 177/65 尚志
    8 橘田健人  98/05/29 167/63 神村学園
   10 鳥海芳樹  98/08/01 165/62 桐光学園
FW 19 篠原友哉  99/04/20 176/72 関東第一
   20 園道将良  99/10/26 162/62 旭川実



阪南大と言えば90年代初めにサッキ・ミランのプレッシングからのショートカウンターを大学サッカー界に取り入れて頭角を現したチームである。加茂周の「ゾーンプレス」よりも早い。だからベースは守備にある。その後アタッキングサードでの高速パスワークも身につけ、全体的にレベルの高いチームとなった。現在では関西ナンバー1の強豪と言っていいだろう。インカレ優勝がないのが不思議なくらいだ。しかし今年はトップチームの様相がおかしい。つまりプレッシングがかなり弱いのだ。走る守備がベースのチームが走らなくなったら土台から崩れる。そしてインカレを早々に逃した。さて新人戦、やはりプレッシングが弱い。インサイドのD松岡、Q江口は攻撃面に持ち味のある選手だが、プレッシングが極端に弱い。だから波状攻撃とはいかないしカウンターも許す。D松岡は低く力強いパス、Q江口が左足で柔らかいパスを出す。97稗田は左足でのドリブルとセットプレー。B真瀬はトップチームのレギュラーで流石の安定感とサイドバックながら突破力があり、別格の存在感である。むしろ右ハーフのH田中に全く突破力がなく、詰まるか真瀬の囮役になっている。N今村は読みのいいスイーパータイプ。さて3分、桐蔭横浜大E岩下シュートもセーブ。決定機。その後阪南大が攻め立て、チーム力で一枚上回ることを示すが、立つべき土台を見失っているので決定的に流れをつかめず、チャンスは少ない。逆に32分、桐蔭横浜大、クイックリスタートからR篠原ループ、上に外れる。超決定機。34分、阪南大D松岡が致命的なミスを二発、二回目は自陣で奪われR篠原が1対1を沈める。0−1。阪南大も正面27mFK、97稗田の左足は壁。桐蔭横浜大はI鳥海がカウンター警戒で警告をもらうなど、守備でも隙を見せない。


[5]続きを読む

12月22日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る