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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西リーグ アンドリュース−和歌山 プレミア西 神戸−神戸弘陵
全国には1種の全国リーグのチームが存在しない県が4つだけある。福井・和歌山・島根・高知である。関西の和歌山がJFLに昇格するには基本的に関西リーグで優勝しなければならない。8チームのホーム&アウェイ年間14試合中ここまで5勝2敗、2位と苦しんでいる。首位は昨年も終盤まで優勝争いを演じたアミティエで5勝2分け。2連敗中の和歌山としてはこれ以上負けると、直接対決で勝っても追いつかなくなる。アンドリュースは要するに桃山学院大のBチームだ。
関西リーグ
St.Andrew's FC−アルテリーヴォ和歌山
7月1日 11時 鶴見緑地 人工芝 晴
St.Andrew's FC アルテリーヴォ和歌山
−−−横浪−三田村−−− −−−−−白方−−−−−
−−−−−−−−−−−− −喜入−−西村−−堤−−
森中−沖西−−玉城−棚倉 −−−澤野−−矢澤−−−
樽谷−蓬莱−−今西−放生 堀野−土遠−−大北−角南
−−−−−松山−−−−− −−−−−池上−−−−−
GK 1 池上尚孝
2 角南裕太
26 堀野翔
27 土遠修平
7 大北啓介
10 白方淳弥
16 矢澤貴文
25 喜入翼
13 西村勇太
14 澤野康介
23 堤隆裕
和歌山 スタメンGK1池上、2角南、26堀野、27土遠、7大北、10白方、16矢澤、25喜入、13西村、14澤野、23堤 ベンチGK31嘉味田、3米田、17行方、18松尾、5中舛、19佐藤、20岩宗
St.Andrew's FC スタメンGK21松山、3今西、5放生、6樽谷、20棚倉、8沖西、17蓬莱、26玉城、11横浪、19森中、23三田村 ベンチGK31中村、2木下、22河野、7高橋、18山本、24水津、14徳網
和歌山は自陣からじっくりパスを繋ぎ支配にかかる。2分、A角南の右クロスを㉓堤シュートはバー!決定機。和歌山はバックラインがボールを持てるので、押し込んでボランチを経由する必要もなく、次々にいいボールが入る。そしてトッティ式0トップのI白方が自由に引いて変化をつけ、前線のフリーマンとして大活躍。一方アンドリュースは桃山学院と違いプレッシングからのショートカウンターもなく、ただ自陣に引く。S棚倉の突進力は目を引くが、すぐに囲まれる。15分、和歌山、右クロスをI白方シュートは何とかブロック。超決定機。アンドリュースもJ横浪の右クロスを㉓三田村持ち込みシュートはGKキャッチ。決定機。速やかに撃てばよかったのに余計な持ち込みで好機を逃した。30分。和歌山L西村の右突破をP蓬莱故意に止めて警告。L西村は運動量豊富にあらゆる局面に顔を出しつつ、フリーマンのI白方に合わせてトップにも現れる選手。40分、和歌山、左からの崩し、㉖堀野が左足で入れて㉓堤シュートは外れる。超決定機。前半0−0。
前半シュート数3対7。和歌山は決めるべきところを決められなかった。
ハーフタイムで少し和歌山がいじる。㉓堤がトップ下でL西村が右。相変わらず支配が続く。和歌山のサッカーはそこで完結するなら楽しい。パススピードも激しさもある。でもイマイチ加速しない。徹底的に押し込んだ後の崩しに工夫がない。前線に高さとスピードがなく、時折ワンツーが入るだけで、パスだけで崩そうとしている。58分、アンドリュース、右CK、R森中の左足、ファーで届かず。59分、和歌山、左CKI白方のキックにこぼれを㉕喜入シュートはブロック。62分にはI白方の展開からM澤野シュートは上に外れる。直後にもI白方が左に出しクロスに㉓堤シュートもブロック。決定機。決定機を外し続けるとどういうことになるか、観戦する方も何となく展開を予想し始める。63分には右CKでサインプレーもこのゲーム2度目のサイン見逃し。66分、アンドリュース、㉓三田村→M徳網。左ハーフに。その入ったばかりのM徳網が左アーリークロスを裏へ、J横浪が裏を取って右隅に流し込む。1−0。以降は和歌山が必死に攻めるがシュートには行けず、結局アンドリュースが勝ち、和歌山は痛恨の3敗目。14試合リーグで3敗目。極めて厳しい。
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07月01日(土)
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