ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4385768hit]

■高校総体滋賀予選3回戦 膳所ー野洲 滋賀学園ー水口 北大津ー立命館守山
この日は当初はサンライズリーグを予定していたが、その前の週にまとめてかなり観たので変更し、好カードが三つ続く滋賀の3回戦に変更した。第1試合は14年前の全国高校総体に出場した文武両道の膳所と、全国制覇したころの勢いが近年イマイチない野洲である。

高校総体滋賀予選3回戦
膳所高校−野洲高校
水口スポーツの森 10時 人工芝 晴れ

膳所           野洲
−−−−−十番−−−−− −−−−−九番−−−−−
−−−−−−−−−−−− −−−八番−−十番−−−
十九−七番−−五番−十二 十四−六番−−四番−七番
四番二番−三番−二十二四 −−二四−三番−二番−−
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

布陣は基本的には両者同じなんだろうが、総合力で劣る膳所が引いてガチガチに守ったので膳所を5バック、MF4人で表記した。野洲は最初3−5−2だと思ったが、山本先生
が「2シャドー」と大声で指示を出すので3−4−2−1表記にした。膳所と野洲の違いはテクニックに差があるので押し込めるため、野洲が上がり目になるだけで、布陣は同じだと思う。むろん戦術的意図は全く違うが。

膳所1トップ10番は大柄でキープ力がある。しかし孤立して味方の上がりも少ないため、単独ではどうにもならない。8分、野洲8番左FKを左足で入れるがふかしてしまう。9分、野洲14番が切れ込み、戻して9番正面ペナ少し中からシュートはクロスバー。膳所も左CKで7番入れるがクリア、ワンタッチあったようでアゲイン。逸機。膳所は7番が初シュート、GK正面を突く。膳所のインサイドは7番が攻撃的で5番が守備的。15分、野洲14番いいカットインから左クロス高いヘッド、決定機。17分、膳所、左FK、7番の右足で入れるがGKパンチ。19分、野洲、右CKに大外でヘッド。決定機。22分、右突破、右CKゲット。これも逸機。野洲のセットプレーは精度低いのか?と思っていた。27分、野洲、左70度25mFK、8番のキックは左上に外れる。前半は0−0で終了。野洲が細かくつなぎゲームを作り、膳所がゲームを壊すことに専念という印象。ファウルも多い。もちろん悪い意味ではない。野洲は細かい局面を打開する力がなく、1トップもキープできない。一人二人かわせても、最後を打開できない以上、膳所が勝つ方策として、引いて守るサッカーは当然の策だと思う。ただし攻撃にならず、PK戦が念頭にあるのかな?と思った。

前半シュート数1対4、GK数2対4、GK数3対1、オフサイド数0対2、クロス数1対2、ファウル数7対3、FK数1対2。

後半開始。39分(後半4分)、野洲、左CK。8番の左足に24番がヘッドで合わせる。0−1。これは膳所のマークミス。すぐに「集まれ」と声をかけ、修正を図る。43分、野洲、スルーパスに高い位置を取っている14番が裏に走り込み、シュートもサイドネット。決定機。48分、野洲、左80度25mFK、3番狙うが上に外れる。惜しい。CBがこの距離でFKを蹴るなんてキッカーいないのか?10番(村上)とか候補はいろいろいると思うけど、このゲームはイマイチだ。53分、野洲、スルーパスに9番右シュート、膳所GK足でセーブ。決定機。膳所DF24番が足を攣っている。この時間帯で足を攣るようではスタミナ的に厳しい。それにリードされているにもかかわらず、膳所は攻め手がなく、守備に追われっぱなしなので、消耗も激しい。24番→21番。58分、野洲、正面20mFK、10番(村上)が狙うがどうってことのないキックが右に飛びセーブ。やはり村上は調子悪い。直後にも野洲、右FKを8番左足で入れるがクリア。膳所1トップ10番が足を攣る。非常に負担の大きいポジションだから仕方ないが、いよいよ膳所は厳しい。しかも代えの利かない選手だし。そして後半は膳所のシュートが一本もない。62分、野洲9番→11番。膳所19番→9番。66分、野洲スルーパスに11番抜け出るがGKクリア。野洲、8番の左足右CKに24番逸らすが大きく外れる。70分、野洲10番、中央突破ドリブル、初めてらしいプレーだと思ったが最後はカットされる。結局0−1で終了。


[5]続きを読む

05月23日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る