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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ第1節 阪南大−大経大 関学大−姫獨大
開始早々から関学大が後方からパスを繋ぎ、姫獨大を振り回す。R宇都木が小さなスペースでも確実に受けて鋭くターンし、左足でゲームメイクを担う。センターバック陣は高さ・地上戦とも圧勝で、特にE小川原は本人が望めばJ2下位ならレギュラー争いできるだろう。O藤田はミスが少なく計算が立つ好選手。L高尾はタイミングよくするするっと上がり、展開のボールを受け敵陣深く侵入する。㉙山本は圧倒的なスキルを誇る選手で、来年の看板選手が高尾なら、再来年は山本だろう。これに対し姫獨大は中盤でガツガツ当たり、特に1年生の㊿稲邪は当たりに強く攻撃面でミスは散見されるがなかなかの逸材。8分、姫獨大、右70度35mFK、しかしE石本の左足は壁。石本は堅実な守備と正確な左足を持つ好選手だが、関学大のF魚里とL高尾二人を相手にせざるを得ないシーンが目立ち、どうにもならない。G永井の守備、特にスペースを潰す意識が低く、魚里が中に絞り、高尾が外を駆け上がるとフリーという状態である。10分、大きな展開で右深くで受けたL高尾がそのままパナ内に侵入、右パスをDFの前に身体を入れた㉙山本が流し込み1−0。14分、姫獨大E石本の左クロス、ファーで折り返しシュートはブロック。決定機。21分、関学大カウンター、㉙山本から右のI中井にスルーパスが通るがトラップ大きくシュートはブロック。決定機。左CK。中井の左足は合わず。23分関学大カウンター、右のI中井に出て中にドリブルもカット。28分、姫獨大、左FK,E石本の正確なキックが㊿稲邪に合い、ヘッドで1−1。29分、関学大R宇都木に警告。ラフ。36分、関学大F魚里抜け出しかけるがカット。38分、関学大、L高尾が中央に侵入して㉙山本へ、強引に密集をドリブルでシュートコースをこじ開け、左隅に決める。2−1。終了間際にはI中井が裏を取り1対1もGK良く止める。超決定機。結局前半は2―1で関学リード。
前半シュート数4(3)対2(1)、CK数3対0、GK数2対4、オフサイド数1対1、クロス数5対4、ファウル数3対1、FK数0対2。関学大はパスが徐々に回るようになり、ボランチの二人がボールを受けて前を向けるから姫獨大としては振り回される一方である。
後半開始。47分関学大㉙山本が下がっての横パスがイージーでカットされ姫獨大F小田がシュート、正面。関学大もI中井のフリーキックをF魚里ヘッド、正面。超決定機。52分、関学大、㉙山本ドリブルシュート、右上に外れる。直後にも㉙山本から中のF魚里、右のI中井と高速パスワーク、左足シュートはブロック。53分、関学大O藤田のバックパスを姫獨大F小田からH田村へ、ペナ内でシュートは外れる。58分、関学大L高尾の右クロスにF魚里中に飛び込み、ヘッドで逸らし左サイドネットに突き刺さる。3−1。61分、関学大R宇都木のスルーパスがI中井へ、外れる。決定機。61分、姫獨大G永井→M川口。FWへ。F田村が左ハーフ。63分、関学大@上田の素晴らしい左足フィードをI中井が後方に落としF魚里シュートはキャッチ。決定機。この時間帯から@上田の素晴らしい左足キックが威力を発揮し始める。CBもフィードがよく、こうなると姫獨大としては引かされる時間が増える。78分、関学大㉙山本が敵陣バックラインからカット、すぐさま左寄りのF魚里へスルーパス、これを難なく決めて4−1。姫獨大K澄谷→㊳松井。関学大、81分、㉞青木→P中野。右ハーフに入る。そして86分、右タッチ際深くから突破、ゴールライン際を切り裂き、そのまま角度のないシュートを叩き込む。5−1。88分、関学大F魚里→J田口。結局5−1でタイムアップ。関学大が圧勝した。
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04月15日(土)
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