ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■国体(国スポ)少年男子 鹿児島県−滋賀県 岡山県−長野県 熊本県−高知県
FW 15 長谷川慶  175 明徳義塾
控え選手
GK 12 大塚翔利  170 明徳義塾
DF 2 濱田愛大  171 高知小津
MF 8 笹原漣斗  166 高知小津
FW 11 細川友吾  172 高知

監督 小田悟司 高知商

高知県のE伊藤嘉梨はルミナと読む。

熊本県
九番十番十一
十五八番
六番
五番十三三番二番
一番

高知県
九番
十五
十四六番十六十番
五番四番三番十三


熊本県のキーパー@長井はすぐに特別なタレントと分かった。圧倒的な高さと姿勢、たたずまい。反応はいまいちわからないが、プレーの第一歩が早い。そしてセンターフォワードI平井。高さがあって動けて技術がある。レフティ。両足使えるが。ポストも圧倒的で彼にDFが2枚寄せられるから両サイドも生きるが、単に後ろを向いてポストするだけのプレーではなく、前向いて仕掛けられるし、身体能力も高い。この二人に関しては高校1年生の段階でいうのもなんだが、プロになる可能性がかなり高そう。
右サイドバックA鋤崎は残念ながら高知の対面に翻弄されてしまい、ファウルで削るなどの闘争心を見せたが警告をもらってしまった。攻撃的な選手で守備はこれからなのかな?右センターバックB大田原は技術的には落ちるが闘志を見せた。左センターバックL井本はスペースを意識していたが若干苦戦?左サイドバックD山田はバックラインで最も計算が立った。攻守に安定。E清水は中盤の底でつなぎ役に徹してチームの肝だった。G薮田は立ち位置がよい。E清水など味方が正確に繋ぐからだが、確実に中継した。N徳永はパスができて飛び出せる。観戦記執筆時点でマンガ「ハルのレジスタ」にはまっているから書くが、こちらも「ハルのレジスタ」もとい「ハルのインサイドハーフ」両ウイングは圧勝。スペースがあるからスピードが生きた。右のJ川内も左のH松岡もサイドに張ってスピード任せに蹂躙した。ただI平井に絡めてなくて、スペースがなければどうプレーできるのか?

対する高知県はまず目につくのが中学生の左ハーフM片岡。ヤマルのようにタテにはあまり行かないのだが、カットイン多用。誘って抜く間合いがある。こればかりはセンスだ。あまりフリーランニングとスペースに走るだとか、味方のためにスペースを作るだとかは全くできていないので、まだまだ未熟なのだが、その圧倒的な突破力で攻撃の中心になっていた。あまりに運動量が少なくて、高校生になってから鍛えるしかないが、進路を間違えないでほしい。H近森は飛び出したいタイプのFWで熊本県DF陣との相性が良く健闘した。N長谷川は引いて高さで逸らしたい。センターバックコンビはデータからは高さがあるはずなのだが、熊本県I平井が圧倒的すぎて残念ながら負けていた。サイドバックも大苦戦。やはり高知県ではDFは手ごわい相手と当たれず、磨かれないのか?

個人能力では熊本県が上ながらも高知県も前半は健闘して0−0。E清水の左コーナーにファーでI平井が圧倒的な高さで折り返し、L井本がニア寄りでヘッドで決めて熊本県先制。更にシュートのこぼれを拾ったG薮田が決めて2−0として熊本県が2−0で完勝。2回戦に進んだ。

10月03日(金)
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