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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関東大学リーグ 立正大−慶大 明大ー桐蔭横浜大
さて後半は一層明大ペースになり、サイドバックの位置がより高くなる。59分、F西矢→C石井優輝、I杉浦→S太田龍之介。太田がFWに。O佐藤が右ハーフに。これは身体を張れる選手を入れて佐藤の一瞬のスピードを生かす策だ。C石井は左サイドバックに入り㉒林を左サイドハーフに上げる。長友佑都はセリエAではインテルのようなメガクラブでさえも左右のサイドバックとサイドハーフを兼任した。それだけのスピードがあった。林も同じタイプに見える。一気に攻撃の圧を上げる。これに対し桐蔭横浜大も61分、㉚笠井→N小関陽星。限界まで走った。64分、明大J藤原が裏に飛び出し桐蔭横浜大GK@早坂が故意に倒しPK。警告。これを藤原自身が左隅に決める。㉒林→D加藤蓮。明大が慎重になった。更に㉘山田→L岡哲平とセンターバックも代えた。怪我ではない。肉弾戦が多く負担が大きかったためだろう。70分、桐蔭横浜大I篠原→M水野颯太。そのまま左ハーフだが、前線に飛び込むことが多い。H山田のスルーパスに㉔山内裏に抜け出しGKと1対1も明大GK@青嶋が止める。超決定機。80分、桐蔭横浜大、H山田→R楠大樹。85分、桐蔭横浜大ラッシュから右にこぼれ、右クロスを大外左ポスト際でM水野が浮かせてコントロールし逆サイドネットに叩き込む。1−1。以降、明大はE稲見→M田中克幸。桐蔭横浜大はG圓道将良→L左部開斗、㉔山内→Q村岡正梧と代えてタイムアップ。1−1の引き分けだった。

パーソン・オブ・ザ・マッチには何といっても桐蔭横浜大GK@早坂を推す。何点も防いだ。明大はバランスを保ちつつ勝つゲーム運びを遂行したが好セーブに阻まれた。しかし明大の爆発力の無さを感じた。間違いなく強いのだが。



関東大学リーグを2試合観て。ここ2シーズン関西学生リーグを全く観戦できないので基準がブレているのだが。大学サッカーってこんなにレベル高かったっけ?という印象。関東大学サッカー界って以前は「J2よりも強い」と自称していて、端から見れば明らかにJ2より大きく落ちるし、現在では「J3よりも強い」という声が聞こえる。それもないと思うが、1部のチームが崩れたJ3よりは明大のほうが強いとは思う。関東のフットボールファンは安くてレベルの高いゲームを観たいなら関東大学リーグですよ。コストパフォーマンスが素晴らしい。

06月06日(日)
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