ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■全女2回戦 日テレ・メニーナ−狭山 神大−常葉橘
前半はシュート数17(4)対1(1)、ゴールキック数0対15、クロス数9(1)対3(1)。神大が上回ったのは間違いない。橘のCB陣も大柄だが、長田は強烈だった。しかし神大は全体として技術で橘に劣り、第1試合の狭山にように、細かい技術はなくとも力強く直線的なパスでゲームを構成できず、スペースめがけて蹴ることが多かった。これでは関東リーグでメニーナに差をつけられるだろう。

ハーフタイム、神大・水島→K牟田佳織(157/47)、伊藤→D平栗詩乃(166/53)。橘・岩崎→M山口実紗(156/54)。布陣は↓

神大           常葉橘
−−−−−長田−−−−− −−−−−高木−−−−−
−牟田−−永田−−笹野− −後藤−−小田巻−石田−
−−−小山−−金子−−− −−−杉山−−山口−−−
山川−市原−−桑原−平栗 馬渡−金澤−−沖山−増田
−−−−−川口−−−−− −−−−−志村−−−−−

橘、いきなりFWに移った高木にパスが通るが神大DF落ち着いて対応。4分、橘・後藤→K平井成美(162/49)。12分、橘・石田が裏で受けようとし、神大DF体を入れるがクリアが高木へ、ロングは上に外れる。決定機。15分、神大、右クロス、GKはじくがこぼれを永田がシュート、決まって2−0。後半、神大は無理なシュートを撃たなくなった。19分、橘・高木スルーパスを受け、素早く右の石田へ、GKと1対1の超決定機、イージーシュートをGKに当ててしまう。直後にも逸機。(メモの字が汚くて自分でも読めない)21分、橘・小田巻→21梅原那奈(158/50)27分、橘、ゴール前のこぼれを杉山シュート、バーを叩く。このあと、ゲームは膠着。神大が巧みな時間稼ぎで時計を進めタイムアップ。(40分ハーフ)2−0で神大が勝利した。

後半のシュート数は5対4、ゴールキック数2対5。橘に大チャンスが2度あったが決めきれず。神大は長田が凄かった。昨年の早大・大滝も凄いと思ったが、高さでは引けをとらない。川口もいいGKだ。しかしタレント的には橘のほうが目に付いた。技術・戦術眼に長けた高木やGK志村が良かった。正直、神大は期待外れだった。協会トップが繋ぐサッカーを志向すれば、多くの(多すぎる)チームが繋ぐというこの国にあって、勝利至上主義は重要な役割を果たすはずだ。神大の主張は分かった。しかし強く直線的なパスが出せなくては、なかなか頂点にはたどり着けないだろう。

12月13日(日)
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