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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全国高校総体2回戦 阪南大高−立正大淞南 大津−野辺地西
対する大津は結果的に今大会準優勝する強豪で、しかも決勝も負けていなくてPK準優勝だ。昨シーズンプレミアリーグを制した。つまり高体連のみならずクラブチームも含めた最強チームに輝いた強豪中の強豪である。選手の前所属を見てほしい。Jのアカデミーから大津に来た選手が多い。一般にそういう進路はプロから遠ざかるし、そもそもJユースで活躍できないレベルの選手が「ステップダウン」として高体連を選ぶものである。しかし大津高校についてはプレミアリーグでも上位の存在であり、長崎や福岡、熊本や山口のユースと比べてもチーム力では格上と言える。一人一人をきっちり育ててくれるか?という意味ではユースと比べると疑問もあるが、チームとしてのクオリティは高い。なお、野辺地西も八戸のアカデミー出身がいるが、八戸の場合、まだまだ力が足りてなくて、青森県リーグでは野辺地西と似たり寄ったりの成績でトップ昇格も出ていないし、OBが大学でも大活躍しているわけでもない。だから野辺地西への進路を選ぶのは無理もない。

試合は同じことを考えるファンで観客席は超満員だった。

全国高校総体2回戦
大津高校―野辺地西高校
7月27日 12時半 JヴィレッジP3 良芝 主審 田原愼乃介氏


大津
GK 1 村上葵   3年 177.67 カティオーラフットボールクラブU−15
DF 3 今井獅温  3年 189.72 V・ファーレン長崎U−15
DF 4 松野秀亮  3年 186.73 レノファ山口U−15
DF 5 村上慶   3年 182.74 アビスパ福岡U−15
DF 14 渡部友翔  2年 174.62 ソレッソ熊本
MF 6 福島悠士  3年 175.72 DESAFIORA.FC
MF 7 岩蕪V利  3年 173.60 アルバランシア熊本U−15
MF 10 福島京次 (Cap.) 3年 174.63 ロアッソ熊本ジュニアユース
MF 11 有村颯太  3年 168.59 FCK MARRY GOLD AMAKUSA U−15
FW 9 山下虎太郎 3年 162.58 FCK MARRY GOLD AMAKUSA U−15
FW 17 山本翼   2年 169.59 ソレッソ熊本
監督 山城朋大

野辺地西
GK 1 喜村孝太朗 3年 179.75 東京SC U−15
DF 2 橋本楓琉  3年 170.63 コンフィアール町田JY
DF 3 中野渡琉希 3年 179.63 ヴァンラーレ八戸フットボールクラブU−15
DF 4 山下海藍  3年 178.70 TRIAS七戸サッカークラブU−15
DF 5 越後來琉  2年 178.66 十和田セライオFC・U−15
MF 8 関下煌己  2年 172.60 ヴァンラーレ八戸フットボールクラブU−15
MF 10 阿部莞太  3年 174.65 TRIAS七戸サッカークラブU−15
MF 11 小向蓮翔  2年 171.60 FC多賀レッドスターU−15
MF 13 里村斗望  2年 173.64 三本木中
FW 7 木村隆太  2年 179.73 FC多賀レッドスターU−15
FW 9 藤田律 (Cap.) 3年 174.71 八戸FOOTBALL CLUBジュニアユース
監督 三上晃


大津
九番十七
十一七番
十番六番
十四四番三番五番
一番

野辺地西
七番九番
十一八番十番十三
五番四番三番二番
一番


大津は後方で素早く回し、両サイドバックは上がりっぱなしでボランチがゲームを作り、サイドハーフが大きく開いて小柄な2トップにタイミングよく動いて受け、ポジショナルで4トップ的に受け手が多く、きれいな4−4−2プレッシングの野辺地西が中盤で奪えないこともあってサイドハーフが空く。近くに「11見ろよ」「11空いてるぞ」とやたら大津の左ハーフを警戒しろ、と声をかける野辺地西保護者がいたが、分かっていてもどうしようもない。

大津について

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07月27日(日)
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