ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■日本クラブユース選手権(U−18)磐田−長野 鹿島−千葉
ジェフユナイテッド千葉U-18 前所属記載なしはジェフユナイテッド千葉U−15出身
GK 31 榎本慈音  177.64 08.06.07
DF 2 佐藤友孝  167.62 07.05.28
DF 11 伊藤喬崇  167.58 07.04.18 HONDA FC
DF 16 斎藤敬太  180.72 09.01.20
DF 39 齋藤隼士  179.67 08.04.12 FCラルクヴェール千葉
MF 6 新井颯斗 (Cap.) 172.65 07.05.24
MF 20 大山遥哉  171.61 07.06.28 A.CアスミJrユースFC
MF 33 伊藤暖   172.65 09.03.03 
FW 10 榁木絆生  172.65 07.04.21 
FW 14 島垣魁   163.61 08.02.26 A.CアスミJrユースFC
FW 37 姫野誠   169.61 08.08.12
控え選手
GK 1 上條冬桜  181.81 07.12.02 SSSジュニアユース
DF 4 福岡壮志  180.70 07.08.13
DF 5 眞鍋波留也 176.68 07.04.09
DF 13 吉木綸   168.58 07.04.27
MF 7 金井陽翔  160.56 07.12.30 
MF 8 二宮大   159.62 07.04.12 FC市川GUNNERS
MF 17 工藤遙馬  164.56 08.04.07 
FW 9 木原駿   172.63 07.11.11
FW 22 秋葉映潤  167.60 08.05.17
監督 藤田健


鹿島
十三四十
十番六番二七十四
二六四番三番二番
一番

千葉
三七九番十番
三三二十
六番
三九五番十六四番
三一

この観戦記は決勝観戦後に執筆しているので鹿島については知識が上書きされていることに留意されたい。
まず思ったのは鹿島のセンターバックコンビが鉄壁だということ。C大川はレフティで大型で激しく潰し持ち上がれる。寄せ方が強烈で全く隙が無い。フィードもいい。ストッパー適性があるが後ろにもしっかり意識がある。高校生センターバックとして完成されているし、スケール感も申し分ない。この観戦時点でプロになると思ったが、決勝後にトップ昇格が発表された。相方のB元砂も申し分ない。2年生だが彼も昇格候補じゃないかな?少なくともほかのクラブではプロになれるレベル。フィードという点では大川に一歩譲るが潰しは同等の強烈さ。このコンビを相手にしなければならない千葉のアタッカーが可哀想になってきた。左サイドバック㉖岩土も素晴らしい。まだ1年生だが切り替えが早く、あっという間に攻撃に加わっている。頭だけではなく身体的なスピードも見事。ボランチコンビも攻守に素晴らしい。I平島はワンフェイクでかわし切れ込んでくる。2トップがまた強烈。既にトップデビューした㊵吉田は身体がないながらも素早い判断と強靭なポストからの裏抜けやいいタイミングでスペースに流れ、、いいところに顔を出す。やはり頭が良い。相方のL燒リもプレースタイルは似ている。競り方も上手く、とても1年生とは思えない。この2トップは必死に前から追うわけじゃないが、千葉のビルドアップに対して絶妙なポジション取りで守備でも効いている。
鹿島の強さはつくづく実感して、この日の時点で今大会の優勝候補の本命だろうと思った。

千葉はマンチェスター・シティ流のビルドアップ志向だが、全くビルドアップできない。個々の選手のメモを放棄したくらいいい点が見当たらない。もちろん一人一人は上手いのだが、寸断されて当初描いていたプランにならないのだろう。鹿島の良さばかり目立つ。

後半アディショナルタイムに鹿島の右コーナー㉖岩土の左足が中で正確に㊵吉田の頭に合い、ふわりと右隅に決まって3−0で鹿島が勝った。

07月22日(火)
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