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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ最終節 京産大−阪南大 Jユースカップ決勝 東京V−広島
なお、第2試合の関関戦(なぜか変換できない!)は引き分けで、勝ち点でも関大は及ばず、きっちり阪南大が優勝した。
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Jユースカップはいったん廃止されてから昨年度に基本的にU−17の大会に変わって復活した。プロや大学の推薦は夏にはほぼ決まるから、スカウトの品評会としては機能していなかった。早生まれやオーバーエイジなどの例外もあり、私も逐一レギュレーションは覚えていないが、要するに高校2年生以下の大会となっている。いくらJユースのエリートの大会と言えども、1学年下では高校選手権の上の方よりも落ちることは当然予想される。Jユースカップは第1回大会から観ているが、看板だけ同じで中身が違う現行の大会を見ておきたかった。私が今まで観た最強の下級生チームはプリンスリーグ関西2部に所属するヴィッセル神戸Bであり、たぶん本大会優勝チームでもプリンスリーグ関西1部で何とか通用するレベルと予想された。
本年の決勝進出チームは東京Vと広島である。数多く見てきた両チームだ。観戦記はフラットに書くが、私は長年の「読売クラブ」のファンであり、スタイルを変えないヴェルディ贔屓で観戦した。
Jユースカップ決勝
東京ヴェルディ−サンフレッチェ広島
11月17日 14時 桜スタジアム ピッチ良 晴 708人 主審:中川愛斗氏
東京V
二十三七
十八 二七
二八十九
三五三四十五二三
十二
広島
十四十三
二八八番七番
二四十九十五三番二三
十六
東京V
GK 12 山風ョ聖
DF 23 中村宗士朗
DF 15 坂井倖大
DF 34 渡邉春来
DF 35 草間信
DF 18 今井宏亮
DF 27 相原陽向
MF 28 下吉洸平
MF 19 舛舘環汰
MF 37 千葉大輔
FW 20 寺村智晴
控え
GK 25 林亮太
DF 40 カマラシェックセザール
MF 33 広瀬怜音
FW 30 門馬禅
FW 38 木下晴天
FW 39 古賀大雅
FW 9 山田将弘
サンフレッチェ広島F.Cユース
先発
POSITION NUMBER NAME TIME
GK 16 小川煌
DF 3 小谷楓河
DF 15 林詢大
DF 19 児玉司
MF 7 桝谷歩希
MF 28 野口蓮斗
MF 8 井上証
MF 14 小林志紋
MF 23 長沼聖明
MF 24 原湊士
FW 13 宗田椛生
控え
GK 21 野呂海斗
DF 34 小柳柊
DF 29 太田大翔
MF 18 山里謙心
MF 33 浅沼凌弥
FW 17 土井川遥人
FW 45 高橋成海
立ち上がりから双方技術が高く、自陣からビルドアップ出来る。前の週に高校選手権大阪府代表になった阪南大高より強いかというと、それはちょっとないが、クオリティや将来性では断然こちらである。全員が一騎当千の兵であり、単なる「脇役」の選手がいない。
東京Vは昔ながらのブラジルスタイルである。バランスの取れた4バック、28番を下がり目のボランチに、中に絞る攻撃的MF(サイドハーフとは言えない)。
抜群に足元がいいキーパー。センターバックコンビは二人で組み立てる。広島が前から猛烈に追うが、彼らは動じない。しかも足元で持ってから判断が遅れるのではなく、空いてる選手を見付けて素早く出す。高いゲームメイク能力を持っている。左サイドバック35番はたぶんチーム唯一のレフティ。中にも顔を出すが、オーバーラップに持ち味がある。また守備力も高く、身体の入れ方もよい。これほどの能力の左サイドバックは秋の高校選手権予選では見当たらなかった。右サイドバック23番は恐らくチーム随一の総力。彼も中に入って両足蹴られる。28番はボールによく絡む。ビルドアップ能力はチームナンバー1。ボランチの相方19番は危機察知能力が高く、すっ飛んで戻ってプレスバックする。左の攻撃的MF18番は引き球が得意でキープ力が高い。味方の上りを引き出す。レフティで左足フリーキック担当。27番は仕掛けられる選手。攻撃面で身体の使い方が上手い。37番は前から頑張って追う。下級生か?20番はエースストライカー。
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11月17日(日)
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