ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■近畿大会1回戦 和歌山北−近江兄弟社 高校総体大阪大会準決勝 関大一−興國 阪南大高−大阪桐蔭
九番二番三番五番二九
一番

選手名耳コピ(場内放送設備は聞き取りにくい)
阪南大高

1 オオニシ 2フジモト 4 5ウエダショータ 3ウメハラ 10ユバ 8キムラ 13 カミ? 14イトウ 6フクモト 16セオ

大阪桐蔭

1 ウエダリン 2ヨイタ 3サカト 5オオヤマコウヘイ 9 19シバタ 2カミヤマ 29?カワ 13コマツ 30イマダ 30ツゲ? フセ?


プリンスリーグプログラムから
阪南大高 監督:濱田豪
1  沖見駿介  179.72 06.11.03 千里丘FC
2  藤本瞬   173.62 06.04.19 大阪市ジュネッス
4  上田蒼太  179.69 06.04.03 ガンバ大阪堺
5  弥榮琉   177.70 06.07.06 奈良YMCA
10 弓場潤哉  175.65 06.10.01 千里丘FC
8  福本一太  175.70 06.04.18 アイリスFC住吉
13 木村宗次郎 166.53 06.04.19 千里丘FC
14 寺坂
6  
16 中村一斗  171.68 06.06.27 A.C.Re:Salto

大阪桐蔭 監督:永野悦次郎
1  稗田琉煌  178.65 06.09.27 ベルベント京都
2  大山航平  171.63 06.07.10 奈良YMCA
3  小門楯   176.70 06.07.04 奈良YMCA
5  川瀬瑛志  168.56 06.12.11 YF奈良テソロ
9  久瀬葵   178.63 06.09.20 グランパス三好
19 上山綾大  169.58 06.07.03 ラドソン滋賀

29 木下智貴  174.60 07.05.01 大阪市ジュネッス
13 里見柊太  163.56 07.01.10 大阪市ジュネッス
30 木地光佑汰 174.60 07.12.19 JFAアカデミー

(それらしい名前)
4  柴田凌我  173.60 06.06.03 豊橋デューミラン
26 小松和史  165.57 08.02.20 セレッソ和歌山


大阪桐蔭といえば自陣からパスをつなぐスタイルだった。しかし近年結果が出ず、男女とも中盤省略してガチガチに引いて守り、カウンターというスタイルになっている。大阪桐蔭といえば強化指定クラブがたくさんあり、そのすべてが全国経験があるという高校で、その勝利至上主義は大阪に住む人間ならば伝え聞く。そんな中サッカー部はずっと繋いでいたが、ついに経営サイドのプレッシャーに抗えなくなったか、という印象である。また阪南大高がプレッシングチームでしかも力が上なので中盤省略は理にかなっているかもしれない。
大阪桐蔭はバックライン中央3番がキャプテン。ストッパータイプに見えるがカバーリングも良く能力が高いのでカバー主体に奮闘。1トップ10番は孤立気味を打開するほどの力はない。連動して崩したいタイプに見える。
阪南大高は相変わらずボランチが超強力。6番(福本)は圧倒的な潰しからの攻撃力が素晴らしい。とにかく仕事の量がある。8番も次々に潰し、この二人でインサイドを制圧。全国でも屈指のレベルのドイスボランチだ。そしてこのチームは決してショートカウンターだけのチームではなく、引いた相手に対し自発的に組み立てられる。それを支えるのは正確なミドルパスとサイドチェンジだ。阪南大高センターバックコンビは京都サンガのアタッカー相手だと普通にやれているが傑出していない印象だったが、高体連相手に全く隙を見せず、やはり全国レベルだと思った。I弓場は女子高生のアイドル?人気があった。動き回って受ける動きが素晴らしい。よくボールに絡んだ。両サイドハーフは攻守に走り、突破もタメもキープしてサイドチェンジもあり、高校レベルでサイドハーフに求められる仕事が何でもできた。右のほうがより突破型かな?

さて前半、阪南大高I弓場が右寄りから中に鋭いパスを誰か決めて1−0。前半は1−0。後半も大阪桐蔭にほとんど仕事をさせず、14番が完全に左を破り、中はブロックも13番が詰めて2−0。結局阪南大高が完勝して全国行きを決めた。

阪南大高は間違いなく強い。全国でも優勝する力は十分ある。大阪府代表校と言ったら全国経験のなさから結果をイマイチ出せていないが、この高校は経験もあるほうだ。好結果を期待したい。

06月08日(土)
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