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サッカー観戦日記
by T.K.
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■クラブユース選手権北信越大会準決勝 金沢−長野 松本山雅−新潟
このゲームの判定基準はファウルを割ととる主審だった。この判定に松本山雅はなかなかアジャストできず苦しむことになる。判定基準に対応できなかったというのもあるが、新潟の攻勢が続いた。ただ新潟はマンチェスター・シティのスタイルとはいえ、ハーランドはいない。松本山雅の4−4のブロック内でボールを出し入れするが、打開できるのは10番のドリブルという印象で、それは松本山雅の6番と16番がしっかり見ている。というか16番が何とか抵抗して6番がフォローという感じ。新潟のパスと松本山雅の秩序ある守備がかみ合い、シュートにはなかなかいかない。そして38分、松本山雅の左シュートが決まり、1−1となる。前半は1−1。
ここで気になる点を書いておく。ゲームは14時キックオフの40分ハーフ。で、帰りのバスが15時43分。ギリ最後まで観られる形だが、主審はアディショナルタイムもきっちりとるタイプ。そして私は入り口側、松本山雅サイドで観ていたが、応援が多くて熱気があり、気楽に撤退できる雰囲気じゃない。ということは終了間際に機を見て撤退してピッチのネット外でゴール裏観戦して、さらに終了間際に近くのバス停に向かわなければならない。きわどい判断になる。
さて後半、相変わらず新潟が回す。松本山雅は4−4のブロックが秩序を保つが、攻め手が限られる。23番のカウンターなど。また新潟のウイング7番29番に突破がなく、松本山雅を横に広げて戻す囮役で、しっかり二人で見る松本山雅を攻略できない。時間が過ぎていき、やむを得ず終了間際に撤退したら、バスを平日ダイヤと勘違いしていて、実は富山駅行きのバスは30分以上後だった。ピッチの方向からは特に歓声が聞こえず、同点で延長だろうと思いながら戻ったら、静かながらも松本山雅ベンチが沈んでいて、やがて新潟がバック側に行って挨拶しており、どうやら終了間際、新潟が勝ち越したようだ。新潟が全国へ。
新潟は全国でも徹底的に繋ぐポリシーを守ってほしい。今期プリンスリーグでも優勝争いしているのだから力があるのは明らかだが、全国で守備的に戦ってしまっては、せっかく極端なスタイルなのに、勝つためにポリシーを捨てることになる。Jアカデミーには育成のために信じた道を進んでほしい。
さて帰りは滑川のコミュニティバスで滑川駅に行き、第3セクターで富山駅に出て、駅前で海鮮丼にありついた。駅まで安くて多くて美味しい海鮮丼があるのは富山ならでは。そして新幹線と高槻駅停車のサンダーバード(自由席)を乗り継ぎ帰宅したのだった。
06月03日(土)
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