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サッカー観戦日記
by T.K.
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■JFL 奈良クラブーヴェルスパ大分
後半開始。奈良クラブ、左コーナーキックを獲得。ここでサインプレー。つまりペナの角のほうにグラウンダーで出し、スルーして正面から㉓寺島が左足ミドル、これが突き刺さり1−1。奈良クラブは一層集中力が増す。しかしヴェルスパもI瓜生の左コーナーキックでサインプレー、ファーでB浦島折り返しC西村ニアでボレー。1−2。以降奈良クラブは2センターバックと㉓寺島で組み立て、圧倒的に押し込む。集中力もあるしまだまだ追いつける展開だが、攻守の切り替えが遅いこと、そして自らポジションを崩すスタイルなのに、守備になったらどこ行けばいいの?みたいなところがあって、個々の戦術眼の問題もあるのかな?と思った。㉓寺島の負担が大きすぎる。またヴェルスパ大分は自陣に大きく引きながらときおり左サイドバックM西埜植が俊足で加速して持ち出すなど、守勢に甘んじる気はないのだ。やがて奈良クラブはパワープレーを開始する。26番はほぼ高さで勝てるし、㉓寺島が左寄りから左足で入れて競ってこぼれを拾う攻撃に切り替える。しかしどうしてもこぼれを拾えない。能力では奈良クラブなのに個々の判断で劣勢で、一度は遠くからヘッドがバーに当たったシーンもあったが、何というか、勝てないときはこんなもんという雰囲気が漂い、さらに終盤カウンターを23番が故意に止めるプロフェッショナルファウルで2枚目の警告をもらい退場し、勝負は決した。結局1−2でヴェルスパ大分の勝利。
奈良クラブについて。個々の戦術眼アップや林監督の指導力アップには時間がかかる。時間をかけて成長を見守るしかなかろう。方向は正しいと思う。そして大分のファンは大分にはもうひと一つ魅力的なチームがあることを知ってほしい。
あと会場で家族連れとは言え3,4人隣り合って観戦すると家の中と同じとはいえ、普段から新型コロナウィルスへの意識が低いのでは、と思わされた。
なお、帰りも近鉄特急で帰った。いつもは有名な大仏プリンを買うのだが、30分に一本の特急がギリギリなので、余裕はなかった。なおビールは買った。
09月05日(土)
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