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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ四国 高商−高知西 香川西−今治東
立ち上がりから今治東が自陣から徹底的に繋ぐ。新ルールでゴールキックもぺナ内にパスを繋ぎ、丁寧に崩す。その中心はM馬場で、攻守に渡り能力が高く、シンプルに一番の実力者だからボランチに入ったのでは?と思わせる。香川西の大浦先生は露骨にイライラし、大声で指示を飛ばし、さらにたった5分でサイドバックを代えた。なお3分、今治東がA長井の距離のある左足フリーキックにM馬場が頭で逸らし先制。香川西はロングボールとG箱崎の正確なキックに賭ける。そして33分、香川西、右コーナー競ってシュートを今治東クリアに行くところをC嶺ブロックしゴールイン。1−1。35分には距離のあるフリーキックA山内のキックに左寄りでC嶺がヘッド。2−1。完全に劣勢ながらセットプレーで決めるいかにも強豪校らしい点の取り方である。しかし38分、今治東が完全に崩しH瑙の左クロスにM馬場がダイビングヘッド。2−2に。前半終了。この日第2試合は飲水タイム無し。

後半開始。相変わらず今治東ペース。しかしチームの核のM馬場が痛む。そしてピッチ外に出るが、構わず今治東は左から攻めて54分、左ミドルをGKセーブしたところにP越智が詰めて押し込む。2−3。のちに馬場は交代する。64分にはH瑙がドリブルで中央突破シュートを左隅に決めて2−4。この時間帯完全に香川西が落ちて今治東はドリブルも冴えてくる。大浦先生は檄を飛ばすが前半から一方的に回されてはスタミナも持たない。もちろん承知のうえで仰っているのだろうが。68分、今治東F岡本のパスをH瑙ヘッド。2−5。67分、A長井の左足右コーナーキックにR笠原ヘッドで決めて2−6。結局一方的なまま今治東が大勝した。

香川西は必ずしも今季不調ではないはずだが、どうしたのだろう?全国高校総体にも出たし。いったんチーム状態を落としているのだろうか?繋げず走れずでは勝算は薄い。逆に今治東も一方的すぎてあまり参考にならない。全国高校総体は予選敗退だから、このゲームは出来が良かったというより香川西の不出来によるものというべきだろう。運動量豊富にプレッシングをかけられたらこうも一方的に回せるはずはないから。ただプリンスリーグ四国で3位なのだから、もちろん強いのは確かだ。


公式記録

08月24日(土)
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