ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ中国 岡山−作陽 就実ー瀬戸内(30分まで)
27 酒井奏太 2年 178/73 府中緑ヶ丘中
今期ここまで未勝利の就実だが立ち上がり全く問題がない。タテに速い攻めで押し込み、プレッシングも効いている。そして長身フォワードB東谷に当ててこぼれを拾い猛攻を仕掛ける。H松井はボールの引き出し方が上手く前線にもよく絡む。㉑小西はタメを作って預けて上がるセンスがある。瀬戸内はそれでも繋ごうとして、㉚竹森が狙われているが、それでもなんとかできそうな雰囲気はある。I中川は正確なキックで起点になり、Hハード・デリアスの馬力のある突っかけや㉗酒井の体の強さなども大きな武器だ。また瀬戸内は両サイドバックもいいフィードを見せ、ここの能力の高さを感じさせる。そして狙われても繋ぐ真っ向勝負こそが瀬戸内の欠点であり最大の魅力でもあるのだ。だからカップ戦に弱くリーグ戦に強いのだろうが。22分、就実F青木が高速右突破クロスをB東谷ワントラップシュートが緩く左隅に決まり1−0。さらに28分にはミドルが突き刺さり就実2−0瀬戸内。暑いので前半30分で帰路につくが、最終的にも就実が勝ち今季初勝利を挙げた。とても低迷しているチームとは思えなかった。ここから自信を取り戻してくれれば。瀬戸内は真っ向勝負で相手を倒せる素早いパスが出来れば。昨年の全国ベスト4にはまだまだだが、美学ある瀬戸内スタイルには人気があるのだから今後の成長を期待したい。秋に岡山の準決勝を観に行く予定なので就実は成長した姿を見せてくれれば。
06月29日(土)
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