サッカー観戦日記

ID:40506
サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■関西学生リーグ　桃山大－関福大　阪南大－関大　プレミアリーグＷＥＳＴ　京都－名古屋
　　　３４　中西渉真　　１年　東福岡
ＭＦ　２９　青木真生都　２年　東福岡
　　　２０　澤嵩明　　　３年　草津東
　　　３５　髙取誠隆　　２年　野洲
　　　１９　松本歩夢　　３年　ガンバ大阪ユース

オシムは言った。下手だが走る選手にテクニックを身につけさせるより、テクニックのある選手を走る選手にする方が簡単そうに思えるだろう、と。でも走らない選手はとことん走らないんだ、と。阪南大といえばベースは猛烈な運動量を活かしたプレッシングからのショートカウンターだが、徐々にシンプルな高速パスワークにシフトしてきている。そしてインサイドに上手い選手を起用するようになった。しかし近年インサイドの守備力が落ちてプレッシングが利かなくなり、かつてほどの好成績を挙げられていない。今年の江口もレフティーのテクニシャンで運動量も守備力も高くない。そしてルーキー工藤と組ませたが工藤も似たタイプだ。２年後にタフなボランチになるよう鍛えるつもりかもしれないが、本当に守備力が上がるのか、このゲーム見るまで不安だった。ここまで３位の関大と勝ち点０で再会の阪南大のカードだ。

が試合が始まってみると阪南大の気合のプレッシングが復活して関大を圧倒している。１分、阪南大㉙八田の左パスを㉝原シュートは正面。決定機。右コーナーキックは⑧工藤が左足で担当。７分、阪南大㉙八田の左クロスはあわやオウンゴール。７分、阪南大㉙八田の左クロスを⑬森山へっど、左隅はセーブ。決定機。右コーナーキックは今度は⑦林が左足で担当。１２分、阪南大、左コーナーキック、㉙八田の右足。この流れから３０ｍＦＫ、㉙八田（右足）⑧工藤（左足）が構えるが㊲笹原がロング弾を狙う。１８分、阪南大⑦林左突破からシュートは左隅セーブ。決定機。左コーナーキック㉙八田のキックにヘッドはキャッチ。決定機。２０分、阪南大裏を取った⑬森山がＧＫと１対１もセーブされる。超決定機。直後にも阪南大左シュートはキャッチ。２４分、阪南大⑦林の左クロスファーで⑬森山正面３ｍも死に体で外す。超決定機。とにかく一方的な阪南大の信じがたい猛攻でノートのスペースが足りない。３０分には⑦林のミドルもキャッチ。惜しい。ノートとる余裕はなかったが、前半は阪南大の猛攻が続き、しかし決められず０－０。

前半シュート数１２対１、ＧＫ数１対５、クロス数４対１、ファウル数２対１１。すべての数字が圧倒的阪南大ペースを示す。プレッシングが機能し、関大は繋ぐサッカーが全くできなかったし蹴っても回収されるだけだった。ガンバ大阪内定の⑥黒川も上がる隙が無かった。⑩牧野のドリブルもなく⑰矢野にも収まらなかった。前半は手も足も出なかった、というのが大袈裟でない実態だろう。

ハーフタイムで関大⑮福原→⑲松本。
後半は前半ほど圧倒的ではないが、それでも阪南大の流れが続く。５５分、㊲笹原のフリー左クロスは高くて合わず。５８分、関大⑩牧野の左フリーキック、こぼれを⑧荒井ミドル、上に外れる。阪南大も⑧工藤の右コーナーキックに関大マンマークでつくもバーを叩く。６４分、関大⑩牧野から⑦岡崎シュートはセーブ。決定機。コーナーで⑧荒井の左足はパンチ。この辺りから関大にやや流れが行く。６９分関大⑳澤イン⑦岡崎アウト。７６分、阪南大⑦林、⑬原→㉚津野、⑲田中。８１分関大③小山が故意にドリブル倒し警告。公式記録では８５分になっているが違うと思う。８１分、阪南大㉙八田→㉓郡司。８２分、阪南大②真瀬が右ゴールライン際を突破しファーで㉓郡司がヘッドで合わせ、中⑬森山が詰めたかに見えたが郡司のゴール。８５分、関大⑰矢野→㉟髙取を投入するが、ロスタイムには⑫長井がＧＫにぶつかりラフで警告を受けるなど攻勢には出れず、阪南大が今季初勝利を挙げた。

公式記録

プレミアリーグＷＥＳＴ
京都サンガＦ．Ｃ．Ｕ－１８－名古屋グランパスＵ－１８
４月２８日　西京極　１８時　ピッチ良　晴

京都　　　　　　　　　　　名古屋
－－－－－小宮－－－－－　－－－村上－－榊原－－－
野浜－川崎－－山田－中野②－－－－－－－－－－－－

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04月28日(日)

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