ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4380995hit]

■和歌山県高校新人戦準決勝 近大和歌山−和北 初橋−南陵
初橋ペースだが南陵にも勝機がないわけではない。とにかく初橋のサイドからサイドへ横断するパスを何とかしなければピッチを広く使われて振り回される一方だ。

後半開始、38分(後半3分)、南陵、右クロスにペナ内中寄りでフリー17番胸トラップしたところを初橋GK1番キャッチ。超決定機というべきだろう。ボレーで撃つなりトラップに工夫するなりアイディアがなかった。初橋は入りが悪く集中を欠いた。40分、初橋2番の右クロスを11番逸らし9番ヘッド、右に外れる。超決定機。46分、初橋9番ポストで落として11番入れて9番シュートはブロック。惜しい。更に5番右シュート、ブロック。超決定機。初橋5番→10番。目立っていなかった。9番は一時的に右ハーフに。マサヤ?しかしすぐに11番が右ハーフに。19番→24番。19番はドリブルで見せた。しかしタテ突破がなかったのを見ると左足は使えないのかな?56分、初橋11番、左足でスルーパス、9番がGKと1対1もクロスを選択、カットされる。超決定機。70分、攻守に効いていた6番から8番へ、カットも直後に南陵がファウル。左45度25mFK。初橋2番のキックはファーでクリア。初橋9番→23番。ロスタイムの南陵のカウンターも実らず、初橋が1−0で勝利した。

シュート数の少ないゲーム。南陵は思ったほど守備的ではなかったが、攻撃が薄かった。9番はタレントだが、8番が追い越したり、10番がゲームを作ったりと変化がなく、常に9番が最前線では守りやすい。守備は良かった。前にも書いたように初橋は手の内を隠していたと思う。1−0以上の差があった。3強の地位を脅かせるかは何とも言えない。近大新宮など3強の壁に挑戦する高校もまだ崩せていない。和歌山の高校サッカーはまあ中学からの育成とか課題はあるのだろうが、3強の強化だけでなく、それを追いかける高校の層を厚くすることだと思うので、南陵には頑張ってほしい。

02月09日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る