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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校線選手権奈良大会3回線 橿原−生駒 西和清陵−奈良育英
後半に入ってもペースは変わらず。典型的なロースコアゲームだと思った。10分過ぎから西和清陵は若干ラインを上げてリスクを冒す。しかし18分、奈良育英、得意のカウンター、I加賀から右に展開し折り返しをI加賀スルーパス、B大野がペナ内で倒され、PK。これをB大野が自ら決めて2−0。直後の相手キックオフをすぐ奪ったQ大音樹がロングループ、決まって3−0。西和清陵はぶつかり合いと走りっこでスタミナを消耗し、治癒所は依然として保つものの、前線に迫力が無くなっていき、守備で必死である。奈良育英はG井門がフリーキック担当だが、精度を欠き、もちろんこの段階、この展開では手の内も隠すが、数多くあるセットプレーを決められず、画竜点睛を欠いた印象だった。しかし終了間際、正面25mFKをゲット、これをG井門が左上に叩き込み、奈良育英は完璧なゲーム運びで勝利した。
奈良育英は鍛え抜かれたフィジカルが光った後半はC中根もどんどん上がり、攻めに厚みを加え、西和清陵はバランスを取るだけで必死だった。西和清陵はI松井というぺースもいたが、何というか、健闘は出来るけど、その上を目指すには走力以外の身体作りが課題だと思った。とは言え、毎年健闘するだけの力が確かにあった。
11月04日(金)
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