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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校女子選手権関西予選準決勝 日ノ本ー精華 大商ー桐蔭
38分。精華、放り込みにH谷口こぼれを拾ってシュート、左を襲うがGK木付落ち着いてキャッチ。決定機。精華ベンチ「グッド」。40分、日ノ本F原、カットインからシュートは正面。43分、日ノ本H大竹、左で1対1から仕掛けてシュートはGK正面。決定機。45分、F原が左でキレある突破から左クロス、合わず。精華はG中松が前線から猛烈なプレスを掛け、日ノ本の後方での繋ぎを封じ、いいボールが中盤に回らない。56分、日ノ本I八坂、左FKもGKキャッチ。48分、日ノ本カウンターからI八坂が左を抜けて左クロスにH大竹右フリーシュートも力なくGKキャッチ。体勢崩れていたし、決定機とは言えない。ここで日ノ本F原→O鈴木綾華、そのまま左ハーフ、E藤尾→㉑中田有紀、右ハーフ。60分、日ノ本H大竹キープから㉑中田シュートもセーブ。大竹のパワフルなキープが良かった。直後にもH大竹がペナ内で仕掛けるが精華スライディングタックルでカット。精華J前川、持ち上がり裏に出すが日ノ本GK木付キャッチ。53分、日ノ本、右CKでA竹村のキックにファーで㉒平塚合わせるが右に外れる。この時間帯精華は良くつなぎ、日ノ本は下がって守備からカウンター狙い。55分、精華、右CKでI園田の左足は合わず。日ノ本㉒平塚→L多田綾香、精華㉕渡邉→㉔藤原彩也香。60分、精華、右クロスにR山下、右足で合わせるもGKキャッチ。日ノ本もA竹村はタテパスをH大竹へ、O鈴木撃てず。大竹は本当に力強い。63分、竹村ロングは正面。65分、日ノ本H大竹→J池尻茉由。日ノ本D稲田カットインからI八坂が裏へ、GKキャッチ。精華GK高野は実に技術的に安定している。直後にバックパスに日ノ本がGK高野に二人がかりでフォアチェックも相手の股間を抜くパスを出す。凄い自信だ。スルーパスに精華H谷口右に切り返し、シュートがGKセーブ、超決定機。67分、精華M木原→N藤本那奈。70分、八坂、ドリブル突破、左を抜けて1対1はDFがカットもこぼれシュート、セーブされる。決定機。結局3−0で終了。
後半シュート数9対2、CK数2対1、GK数1対5、クロス数7対1、ファウル数4対1、FK数1対1。後半も日ノ本ペースも、精華が押し込む時間も長かった。日ノ本も回せるチームなので、持つと押し込む。チャンスの差はフォアチェックの差に思える。日ノ本は戦術的に固めており、前線のプレスのやり方が固まっていた。木付、竹村、八坂あたりは代表クラス。木付は声で統率できるのが大きい。竹村も守備が安定。八坂は上手いからシャドーだが、いろんなポジション出来そう。平塚は1世代後のU−18代表狙えると思う。万屋もそろえば、全国大会が楽しみだ。ただ高校総体で後半から見た限りでは藤枝順心に圧倒的に攻勢を受けて、厳しかったのでよくわからないが。その順心は11月末に観戦する。
精華は個人の戦術理解度が高く、高度に柔軟性の高いサッカーをしている。全国に向けていかにチームを固めるか。試合後に越智監督に話を伺えたので要旨を。
●1トップの交代については、日ノ本が立ち上がり激しく来るので猛烈なフォアチェックをしたかった。それとずっと頑張っている選手を公式戦で使いたかった。
●金塚のボランチは来年に向けて経験を積ませるため。山下の中盤起用もそう。金塚はサイドで余裕をもってのキープが多かったので。
●園田・谷口の両エースを利き足と反対のサイドで起用したのはカットインする形を作りたかった。男子ではともかく、女子では珍しいから。
●高校女子選手権は4チームがシードされる以外は東西が当たるようにする以外フリー抽選で、つまり男子の高校選手権と同じ方式。
●女子の全中ができるようJFAが動いている。高校女子選手権も将来は全国大会に47都道府県で代表が出せるようになればいい。
第2試合は大阪勢同士の対戦。今季公式戦では高校総体大阪予選も今大会大阪予選もともに桐蔭が1対0で勝っている。双方自陣から組み立てられるが、このカードは潰し合いが多い。
高校女子選手権関西予選
大商学園−大阪桐蔭
13時30分 布引グリーンスタジアム ピッチ良 曇り
大商 桐蔭
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11月02日(日)
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