ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4374947hit]
■関西学生リーグ開幕戦 阪南大−関大
阪南大で個人的に最も注目しているのはI金本である。間違いなくプロに行くと思うし、今の実力も既にプロレベル。J3ならばほぼ確実にレギュラーとれるだろう。得点王でもある彼はセンターフォワードだと確信している。大柄でごつくて視野が広くて技術がある。ポストプレーも完璧だ。しかし阪南大ではしばしば左ハーフで起用される。素人の私の考えるようなことは関西学生リーグトップクラスであり、元Jリーガーでもある監督は当然分かっているだろうから、私より高くて広い視座で捉えているはずだ。だから批判の意図はまるっきりない。しかしスピードがあるわけではなく、シュートに持ち込むドリブルはできても、スピードはなく、サイドを突破してクロスという一連のプレーは不得意な金本にサイドハーフの適性があるのだろうか?私にはサイドハーフとしての金本が上のレベルで?と思ってしまうのだ。選手の成長のためにあえて違うポジションで起用することはあるが、大学生になってまですることとも思えない。むしろ専門教育の時期だろう。関西で最もA代表のFWに近い彼の起用法については純粋にさっぱりわからない。全くの疑問としての話だ。
キーパー@高畑は声で後方をコントロール。キックも問題ない。センターバックコンビのC金子とD坂本は激しく潰す。金子はフィードもいい。共に持ち出せる。センターバックとして必要なことは一通りこなせる。プログラムに記載がない謎のセンターフォワード関大㉝今西との勝負は面白かった。必ずしも潰しきれないが、パワー勝負は面白い。左サイドバック㉖宮崎は守備が苦手なタイプか?関大G真田に大苦戦。攻撃面でも上がる割にはあまり絡めず。右サイドバックG工藤はボールにすぐ寄せる守備の勘所がいい選手。E川端は阪南大の中でも特に才能がある選手だと思うのだが、サイドハーフで育成なのか。サイドバックとしてとてつもない才能があると思うのだが、ここまでは才能が開花していない。大学サッカートップクラスでレギュラーを取る程度の才能じゃなかろう。たまに見せるスーパープレーをコンスタントに発揮してほしい。1年生の㉘松井は身体はできていないが中盤の底から組み立てる。ただ潰すことはできていない。才能を買われて期待を込めての起用だろう。キック精度はなかなか。頭もいい。M櫻井はフリーキックの名手で、ずっと上がっている。殆どトップ下。彼は味方のためにスペースを作ってくれないし自分にボールを集めたがる。いわば主役意識が強い。ボールを刈り取る能力も高いのだが、ただ上手くいかない時間帯でも自らが下がってボールをもらってキープの時間を増やす。相方が1年生だからそれで通るが、味方を生かせていない。プロ志望ならばボールあっての選手では困る。Q坪井はシャドーストライカー。ガンガン飛び出すし、身体も張れる。S中田はセンターフォワード。ベガルタ仙台内定。巨漢。彼は潰せない。プロでやるにはもう少し動きに工夫が欲しいが、大学レベルではその強靭な肉体ですべてを解決している。ポストプレーは完璧。
[5]続きを読む
04月05日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る