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サッカー観戦日記
by T.K.
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■近畿大会準々決勝 京都橘−奈良育英 報徳学園−大阪桐蔭
右センターバック6番は競り勝てている。左センターバック5番は苦戦。173センチでセンターバックというのは厳しい。ただ強度はある。サイドバックはあまり上がらない。左の27番は大苦戦。もしかして専門の左サイドバックじゃない?京都橘7番にやられている。ボランチ25番は展開力はあるが、コンタクトは頑張っている割に弱い。7番はトップ下レフティ。物凄く上手いわけではないがハードワーカー。20番は消えている。残念。どうしても奈良育英の左サイドは苦戦してしまう。2トップの24番はエースなのかもしれないが、パワー不足で京都橘4番と頑張って競っているが、やがてサイドに逃げ始める。体重60キロだしドリブラーなのだろうが、身体を張ってくれないと2列目が拾えない。本人の才能とチームオーダーがかみ合っていない。14番は163センチと小柄だからトップ脇の仕事をしたいが、身体を張れる選手がいないから、いい形で持てない。
立ち上がり、互角で進む。デュエル合戦。
さて17分、京都橘、5番の左クロスに裏を取った26番が倒されPK。これを10番が決めて1−0。そしてあっさり奈良育英が動揺して3分後、再び京都橘10番が右シュートを決めて2−0。以降、奈良育英にミスが散見され、儚くて脆い高校生のメンタルが出た。当たり前だが、高校サッカーファンというものはこういう脆さを愛せる、楽しめる人間である。完成品はプロで観ればいい。これはハーフタイムでプランBが出るまでは我慢と踏んだ。前半は以降スコア動かず、2−0で終わる。
ハーフタイム、奈良育英は2トップと20番を下げて入った9番と18番が2トップ。8番がトップ下で10番が左、7番が右に入った。まあ代えられるだろうと思っていた3人が下がった。
後半、再び奈良育英が強度を上げる。奈良育英には前半35分間強度を保つ力はあっただろうが、メンタル的に劣勢だった。リーダー不在?しかしスペースを突く京都橘がすぐに押し返す。つまり奈良育英には前から行く意識はあったが、強度が若干足りなかったのと、プレッシングの約束事が不徹底だった。後半11分、京都橘、右で10番が押し込み、奈良育英が蹴りだすも京都橘が拾った時には10番が走り始めていて、ダイレクトで裏に出ると10番が深くまで切れ込み右パスを26番が蹴り込み3−0。これで勝負がついた。切り替えの差というか、プレーイメージの差というか。直後に京都橘は余裕のキーパー交代。12番イン。11番アウト14番イン。26分、京都橘7番に対し奈良育英5番バックチャージで警告。その直後にすぐさま京都橘7番に対し奈良育英5番再度バックチャージ。しかし10番に出て決まって4−0。10番はハットトリック。奈良育英5番は2枚目の警告で退場が妥当だが、主審の教育的配慮か、注意で済んだ。が、奈良育英ベンチはすぐに5番→22番、10番→26番。このままなら退場するし、そうでなくても悪質なファウルを2回やったし。以降、京都橘は7番→16番。奈良育英25番→15番。30分、京都橘4番→28番、6番→15番、13番→25番。結局4−0で京都橘は完勝した。
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第2試合のカードについては1回戦で圧倒的に支配していたチーム同士で守備力は分からなかったから、予想はつかなかった。双方支配にかかるのだろうが、守り方が予想できなかったのだ。1回戦で観たのはカウンターに対する守備だけだった。
近畿大会準々決勝
報徳学園高校−大阪桐蔭高校
2月16日 13時30分 堺S1 ピッチ良 晴 主審・木村翔太氏
報徳学園 監督:高田秀一
GK 12 小原悠杜 1年 178.68.1 FC BASARA HYOGO
DF 3 山下颯大 1年 180 67 西宮タイガース
4 林誠那 2年 176.75.1 A.C.Re:Salt
5 吉田朔真 2年 175.65.8 エストレラ姫路
6 堀田誠之助 2年 167.63.5 柏田SC
MF 7 高柴龍之介 2年 170.62.3 DESAFIAR
10 中里瞭希 2年 174 72 DESAFIAR
11 谷木綾真 2年 178.66 LAVIZON
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02月16日(日)
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