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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全国高校総体1回戦

P3では神村学園の試合がある。大会ナンバーワンストライカーでU−17アジア選手権得点王MVPの名和田我空がいる。が、着いたら既に4−0と大量リード。スコア教えて貰った人に「名和田君はまだ出ていますか?」と尋ねたが分からないとおっしゃる。実はこの日のJヴィレッジは全体的にぬるかった。観戦ノート付けてる人は私以外は見かけなかったし、熱心なファンというより、近くで大会やっているから見てみようか、という雰囲気に人が多かった。このぬるさは今後の新たな全国高校総体の雰囲気になるだろう。名和田が中盤インサイドの位置からパスを出し左を破って中シュートで5点目。さらに名和田が自ら決めて6−0.ゲームが壊れていたので観戦をやめてP1に戻った。

東山−高川学園は相変わらずスコアレス。終了直前に東山がPKを獲得して決めて1−0に。高川学園が運べても最後まで打開できず。1−0で東山が勝利した。

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さて、試合後に出店のあるところまで移動するが、なにせ巨大なJヴィレッジのこと、時間が掛かる。浪江バーガーを注文した。そして屋内ピッチわきのベンチに腰掛けて食べる。昼食はかきこみたくない。ゆっくり食べたが、第1試合と第2試合の合間は1時間。移動時間があることを考えると十分とは言えない。
しかも地元の高校生が作った地元のミカン使用のジュースも買う。
試合後急いでP2に移動する。帝長対柳ヶ浦のカードである。ぎりぎり間に合った。
さてジュースを飲むが、ここはアリが多く、ジュース飲むとアリさんとお友達になってしまうことを忘れていた。何せ久しぶりなのだ。プレミアリーグの帝長は当然優勝候補で、圧倒的に攻めるが、柳ヶ浦もしっかり守れて、止めて蹴るがしっかりしている。抵抗するだけの力があるのは明らかだ。

柳ヶ浦
十番九番
十三八番七番十一
六番十九五番十七
十二

帝長
十四十番
十一七番六番十三
十八五番三番二番
一番

帝長のエースナンバー14番安野はマイボールに収まり周りも使えて押し込んで相手が密集している状態でも選択肢が多い。センターバックコンビ3番と5番は競り合いに強く、今までの帝長の弱点である、センターバックは技術的には凄いが、肉体的アドバンテージが少ないという伝統を書き換えた。即時奪還を貫く帝長が終始押し込んでいる。これに対し柳ヶ浦はキャプテン5番が逆サイドまでカバーしていて今時珍しい。とはいえ力量差から言って帝長が先制すればほぼ決まるだろうと判断した。前半0−0。最終的には帝長が大勝した。

ハーフタイムでP3に移動。青森山田対旭川実。青森山田は「東の横綱」だし(西の横綱は東福岡、今大会は予選敗退)旭川実も元プレミアリーグである。ユニフォームが双方濃色で、よく主審が認めたと思った。判別困難だが、とにかく一方的な青森山田ペース。旭川実も相当高いレベルに思えたが、肉体の差は大きく、デュエルで青森山田が圧倒しているように見えた。大量得点し、次戦の生駒戦も万全というか、予選で観ている生駒の力量からすると、精神的に未熟な高校生、とか高校サッカーの怖さ、というフレーズ以外には生駒に勝ち目は見いだせなかった。生駒の古田先生は元Jリーガーで、プロにしか見抜けない隙があるのだろうか?

試合終了前にJヴィレッジのレストラン・アルパインローズに行きたくてホテル棟に向かう。帰りの電車まで時間があったし、潮目丼を食べる。要するに海鮮丼。この辺りは良い漁場であり、広域合併でいわき市になった小名浜港は良港なのだ。名前の通り潮目でもある。美味しい。魚介物専門レストランでもないのに美味しい。ゆっくり閉店の14時半まで粘り、15時過ぎの帰りの電車に乗る。
なお帰りの電車は4両繋いでいて、たまたま座れた。帝長の試合では前半で帰り、12時50分の電車で帰る人も見かけて、観客が分散されたのかもしれない。

07月27日(土)
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