ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権愛知県大会準決勝 刈谷−岡崎城西 愛工大名電−名古屋
ハーフタイム、刈谷12番→11番。45分、刈谷、8番?が前線でカットして14番へ。裏に抜け出しGKをかわしゴール。2−0。場内の雰囲気が完全に刈谷ムードになる。これが伝統校の力。岡崎城西はメンタル的に厳しい。さらにゲームが蹴り合いなので、刈谷のロングボールには観客の声援があるが、岡崎城西には逆風となり、ますます単調になり、時間だけが過ぎていく。20分頃、刈谷8番→19番。24分、刈谷12番→2番。岡崎城西8番→13番。27分、岡崎城西7番→15番。29分、岡崎城西10番→18番。36分、刈谷6番→16番。刈谷の雰囲気のままタイムアップ。結局2−0で刈谷が決勝進出した。



高校選手権愛知県大会準決勝
愛知工業大学名電−名古屋
11月4日 13時半 港サッカー場 ピッチ良 晴

愛工大名電
十番十一
八番
七番六番九番
五番四番三番二番
一番

名古屋
七番九番
十番  二二
 十五二一
十三六番五番三番
一番

愛工大名電 監督:宮口典久
1  水谷準乃右 2年 180 65 名古屋グランパス
2  吉田優   3年 177 65 フェルボール愛知
3  大野想空  3年 178 69 東海スポーツ
4  萊山鉄人  3年 180 70 刈谷81FC
5  蒲池陽汰  2年 177 65 刈谷81FC
6  三岡優   2年 172 63 愛知FC
9  杉浦壮師  3年 172 65 名東クラブ
7  亀山敦貴  3年 180 62 フェルボール愛知
8  蒲池壮汰  2年 177 60 刈谷81FC
11 高木和   3年 174 67 愛知FC
10 後藤梨久  3年 180 70 刈谷81FC


名古屋  監督:山田武久
1  小林航大  3年 180 78 フェルボール愛知
3  井上款斗  2年 174 69 愛知FC押切
5  月岡陸斗  3年 169 64 VIDAHotts
6  田中響貴  3年 178 70 フェルボール愛知
13 齋藤力   2年 176 58 愛知FC庄内
21 櫻井神威  2年 165 59 愛知FC押切
15 田口想太  2年 176 59 愛知FC押切
22 恒吉賢心  2年 175 62 名古屋グランパスU15
10 仲井蓮人  3年 177 69 ラランジャ豊川
9  小川怜起  3年 176 64 緑FC
7  森柑太   3年 169 64 パテオFC


愛工大名電も名古屋も全国的には全くの無名チームであろう。名古屋のような大きな町で名古屋高校を名乗られると、本観戦記では「名古屋」と記載するが、たいていの場合、「名古屋グランパス」を指す。ちなみに私学。名古屋学院大学系列。
さて、試合が始まると愛工大名電は全くの技術不足で第1試合とクオリティは変わらない。つまり大阪府ならラウンド32くらい、といったところ。出身チームは悪くないのに、ただ蹴るだけだ。全く繋がない。パスサッカーを全く指導されていない。またそのための技術も足りないように見える。右サイドバックのA吉田はチーム随一の好選手で、攻守に能力が高かったが、目立つのは彼くらいだった。対する名古屋はしっかり繋げるチーム。愛知県ベスト4の中でここだけは全国レベルで戦えるように見える。別格の選手が二人いる。左サイドバックL斎藤がまず圧倒的なロングスローがある。全国レベルでも上位のロングスローだ。また正確な左足クロスがある。左足フリーキックも担当。運動量もある。高校レベルでは左サイドバックに欲しい能力を見事に備えている。そして左ハーフI仲井はドリブル小僧。二人寄せてきても仕掛ける技術とスピード、切れがある。そしてトラップも攻撃的で狙いがある。右足フリーキックも担当。彼は名古屋という進学校でなければプロを考えたはずだ。大学経由でプロもあるかもしれない。対面の愛工大名電の右サイドバックA吉田がよく抵抗していたが、それでも応援なしには止められなかった。

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11月04日(土)
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