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サッカー観戦日記
by T.K.
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■バーモントカップ全日本U−12フットサル選手権第2日
日本のフットサルは一般に札幌大から始まったと言われる。60年台当時の札幌大の指導者は雪国意識があったが、日本よりはるかに雪国でもサッカーが盛んなので、どうやって練習しているのだろう?と調べたら体育館サッカー(当時フットサルはルールが定められていなかったし、言葉自体なかった)にたどり着き、ならば実際にプレーしている外国人留学生を呼べばいい、とブラジルからマリーニョさんを呼んだ。ちなみに大学スポーツで外国人留学生というのもこれが初。で強化してインカレ準優勝に輝いた。で、その札幌大が指導に加わったのがSSS(札幌サッカースクール)である。今はスリーエスという名前だ。そのスリーエスのピヴォ(トップ)のポジションに小学生ながら金髪がいて、しかも人数が少なく守備をさぼったら大変なフットサルに於いて、相手のフィクソ(底)を全く見ていない選手がいる。前橋湊鳴(コウメイ)君。指導者は大きく育てるつもりで、今は意識が低くても見守っているのだろう。上手いのは確かだ。

アミティエSC草津(滋賀)対住吉サッカースポーツ少年団(富山)は双方第1セットのまま続ける。交代自由のフットサルはどんどん替えていくスポーツ。極端に選手層が薄く、ベンチが保守的なのか?アミティエのほうが強いのは明らかで、ここでも雪国・富山のフットサル環境が気になる。後半途中からアミティエは髪の長い9番南原陽向さんが入る。プログラムではたぶん10番。日本人で女子でここまで積極的な選手は珍しく、積極的にボールを呼び込み、一人で決めるシーンも。住吉もF吉崎未愛さんを左アラに入れて南原さんとマッチアップさせる。まあチームの力の差は歴然としていてアミティエの圧勝だが、吉崎さんも2セットで回すチームだったら十分戦力になる力があった。

スリーエス
7 前橋湊鳴 155 46 2011,10,12
紀三井寺
14 九鬼瑙音 142 34 2012,04,07
アミティエ
10(プログラムによる)南原陽向 140 33 2011,09,22
住吉
7 吉崎未愛 146 37 2011,12,14

08月09日(水)
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