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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権1回戦 帝京大可児−岡山学芸館 鹿島学園−龍谷
DF 5 中尾誉      3年 04.12.28 171/62 鷲羽FC
MF 7 木村匡吾     3年 04.06.19 165/63 高槻ジーグFC
MF 8 岡本温叶     3年 04.05.09 166/67 ハジャスFC
MF 10 山田蒼      3年 04.09.04 180/70 高槻ジーグFC
MF 14 田村日夏汰    2年 05.08.11 167/62 大阪東淀川FC
FW 9 今井拓人     3年 04.05.10 176/74 ハジャスFC
FW 11 田邉望      2年 05.11.29 168/62 プラシア山口ジュニアユース
控え選手
GK 1 矢野晃
DF 13 平野大樹
DF 16 藤田剛志
MF 6 田口裕真
MF 15 高山隼磨
MF 19 木下瑠己
MF 24 田中利樹
FW 18 木村奏人
FW 20 坂口空良
監督 高原良明

帝京大可児
十番
十四
三十八番七番十五
三番四番五番二番
一番

岡山学芸館
九番十一
十四十番七番八番
五番四番三番二番
十二


帝京大可児はポゼッションチームだが、そのポゼッション力で劣勢でカウンター主体になっている印象。3番は正確な左足を持つ左サイドバック。体格もなかなか。タテ突破は許さないが、対面の8番がカットイン主体で中との連携はイマイチ。4番は走り方の良さが目に留まった。カットインをカバーする能力もある。7番は深い切り返しがある。15番は味方を信じてよく走る。10番はチームで二番目に上手い。最大の発見が1年生エース14番。カウンターでは爆発的なスピードドリブルで運び、上半身の強さもある。パスはあまり出さないが、一人で運んで決めてくれそうな迫力がある。キープもできる。そしてロングスローまである。前線から積極的に守備をするし、「行けるところまで行け」という起用法だが、フルタイム使うくらいの方針でもよかったんじゃないかな?それくらいの逸材。私も加藤隆成という名前は覚えておく。

岡山学芸館はGKがキャッチすると正確で素早いパントキックで切り替える。プロも狙える逸材。2番はタテの速さとロングスロー。4番は身体の入れ方が上手い。彼がいたから帝京大可児の強力2トップを抑えられた。3番は圧倒的なパワーがある。8番は両利きでカットインばかり。というか帝京大可児がタテを切っていたからだが、中盤の受け渡しの悪さを突いて効果的だった。正確なフリーキックもある。プロは厳しそうだが、大学なら即やれそう。7番はレフティ。14番はカットインドリブルが得意で両サイドハーフが中に切れ込みサイドバックを活かす。9番は分かりやすいエースでパワーを活かしたポストプレーも光る。

さて、開始早々帝京大可児は10番が右ポストを叩くシュートがあった。これを決めていれば、という展開になる。徐々に岡山学芸館が押し込み、帝京大可児はカウンターもできるチームだが孤立した2トップが囲まれ、ポゼッションもカウンターもままならず、岡山学芸館ペースに傾く。前半は0−0。後半開始4分、岡山学芸館左コーナー8番の右足クリアから繋いで右2番に通り流し込んで先制。詳細は公式記録に出ているが、とても現地ではそこまで細かく分からなかった。以降も岡山学芸館ペースが続き、最少得点差ながら帝京大可児としては力の差をどうすることもできない。結局0−1で岡山学芸館が勝利した。

結果的には岡山学芸館が大会を制し全国制覇した。11人制では岡山県勢初の全国制覇だ。このチームをすでに評価していたことを、我ながら見る目あるなあ、と感心する次第である。




高校選手権1回戦
鹿島学園高校−龍谷高校
駒沢陸 12月29日 14時 ピッチ良 晴 主審 塚原健 3172人

鹿島学園 龍谷
GK 1 木村 和輝 GK 1 音成 啓太
DF 3 煖エ 寛介 DF 4 松藤 修士
DF 4 上原 悠平 (Cap.) DF 15 川村 幌太
DF 5 篠田 嵩人 DF 18 島村 岳
MF 2 櫻井 稜 MF 2 野口 智隆
MF 6 妹尾 俊兵 MF 6 花田 真之介
MF 8 大貫 翼 MF 8 山並 仁貴
MF 24 文平 千陽 MF 9 今野 友聖 (Cap.)
FW 9 若野 晃大 MF 11 竹内 侑希
FW 10 林 結人 FW 10 乗冨 璃弥哉
FW 11 井口 愛翔 FW 20 中田 脩斗
控え選手
GK 12 嶋普@寛大 GK 12 小野 櫂音

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12月29日(木)
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