ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4377620hit]
■プリンスリーグ四国第3節 カマタマーレ讃岐ユース−徳島ヴォルティスユース
対する徳島は力量的にはやや上回ると思ったが、シュート数では5対1と讃岐が上回っていたことには驚いた。ビルドアップでは上回る。左センターバック3番が両足でロングフィードがあり、右への展開や組み立て、高さもあり、大学でも即Aチームに絡めるレベル。例えば高松大なら即レギュラーだろう。左サイドバック8番はキャプテンで全般は自重しつつ、後半はドリブルで持ち上がり仕掛けて、現代的でクレバーな選手。というか今の時代、インナーレーンを使えないJユースのサイドバックはなかなか厳しい。23番は引いて組み立てる確実な技術がある。讃岐のボランチは守備的、徳島のボランチは攻撃的で、それがポゼッションの差に出ている。2トップの10番と24番はともにトップ脇タイプで引いてドリブルで仕掛けられる。返して言えばストライカータイプがおらず、それがシュート数の少なさにつながった。というか途中から中盤に下がった。徳島はもちろん後方から丁寧に組み立てるJユースサッカーである。試合は0−0で終わった。ともに綺麗に崩すまでシュートを打たないスタイルだからだ。しかもシュートのほとんどはセットプレーからセンターバックのヘッド。双方守備にスキはなかった。はっきり言えるのは非常にレベルが高く、試合前に徳島ベンチが話していた、個人が120パーセントの力を発揮し、繋がればどこにでも勝てるということだ。攻撃面では繋がらなかったが、双方クラブユースカテゴリーなら全国ベスト16レベル、高校サッカーなら全国制覇を狙えるレベルだろう。
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ プリンスリーグ四国 (pl-shikoku.com)
04月16日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る